春の花
我が家の周辺では桜(ソメイヨシノ)がやっと満開になりました。ホッピーとのいつもの散歩道が桜の通り
抜けのようで、とてもきれいです。ミツバツツジ、レンギョウ、ハクモクレンといった花もあちらこちらに咲い
ています。今日はカメラを持って出て、サクラとミツバツツジをパチリ。
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ソメイヨシノ |
ミツバツツジ |
庭にも今いろんな花が咲いています。今一番きれいなのが、ユスラウメ。花はサクラと比べると小さいけ
れど、まっ白で清楚な感じがします。他にもサンシュユ、ジンチョウゲ、ヒイラギナンテンなど。梅も、かなり
遅咲きの品種なのか、今が満開。これらもついでにパチリ。
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ユスラウメ |
サンシュユ |
ウメ |
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ジンチョウゲ |
ヒイラギナンテン |
オオイヌノフグリ |
拙作「食事」が解説されているNHKラジオ講座の再々放送が4月20日(木)(19日深夜)にあります
(午前1:20から1:40まで)。前回聴き逃した方はぜひお聴きください。
長い春休みもそろそろおしまい。大学の授業は来週から始まり、原稿の締切もポツポツと…。少しずつ
忙しくなってきそうな気配です。
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無断使用
先日、所属している日本文芸家協会から「著作物使用料」の明細が送られてきた。僕は著作権の管理
を協会に委任しているので、毎年使用の発生があった場合、著作権者であるこちらに明細を付して支払
われる形となっている。
例年はそれほど多くはないが、今回は12件もあった。そのうち受験関係の書籍のものが7件あった。
高校別、大学別試験問題集といった類いの書籍で、過去何年間の試験問題を1冊にまとめたものであ
る。
こうした受験関係の書籍(参考書も含め)については、その大半がこれまで無断使用され続けてきた経
緯があって、数年前の谷川俊太郎さんを始めとする作家達が起こした裁判をきっかけに、出版者側もき
ちんとした対応をするようになってきた。
使用の許諾については、大半がまず著者である僕の所に来るのだが、今回のように著者を飛び越して
文芸家協会に行くこともある。「明細書」が来て初めて、こんな本に自分の作品が載っていたんだと驚くこ
とになる。金銭的なことではなく、道義的な問題として、まずは著者に、「使用してもいいですか」という問
い合わせぐらいあるべきではないかと思う。
数年前、ある大きな団体が、創立何十周年かの催しで、僕の詩に無断で曲を付け発表していたことが
ある。それをたまたまネットの検索で見つけ、文芸家協会を通して抗議したのだが、それが解決(相手側
の謝罪と使用料の支払い)するまで3年もかかった。ひとこと事前に、使ってもいいですかという許諾があ
れば、気持ちよく、「いいですよ」と言ったのに…。
今、インターネット上ではこうした無断使用(引用)が横行している。小説のような長いものはほとんどな
いが、詩や短歌、俳句といった短いものは、ほとんど当たり前のように無断引用されている。
文学の世界と違って音楽業界はきびしい。数行引用しただけでも著作権料を請求される。
それと同じように、一般の人が個人のホームページに自作を掲載したからといって著作権料を払えと言
うつもりは毛頭ない。ただ、掲載するにあたっては、著者に対して許諾を得るくらい、当然の礼儀ではない
かと思っているのだが…。
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不思議な空間
前々回、この欄に書いた僕の詩が「想定外」の事件もなく、3月29日付読売新聞夕刊に無事に掲載さ
れました。写真は京都造形芸術大学の大階段を全面にあしらったもの。一見、それは階段には見えず、
壁か、巨大な本棚のように見える。
僕はよく講演や講義などで、日常のありふれたものも角度や切り口を変えて見れば、今まで気付かな
かったものが見えてくる、と話しているが、この写真は正にそれを実践したような写真。
この記事は読売新聞のサイト「まち物語」でご覧頂けます(2006年03月30日のところをクリックしてくださ
い)。
京都造形芸術大学は2年前の1年間非常勤講師をしたところであり、これにも今回、偶然の重なりに
「不思議」を感じたことでした。
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カニ満腹旅行
先日、泊まりがけでカニを食べに行ってきた。丹後半島の山の上にある、犬のお泊まりもOKのペンショ
ン(「自給自足」)。2年前初めて行った時、気に入って、それから毎年この時期恒例の行事となった。
自宅から車で2時間半ほど。天橋立のあたりは雪のかけらもないのに、山を上がって行くにつれ雪が見
え始め、宿の辺りまで行くといちめんの銀世界。車から降りてホッピーを放してやると、大喜びで雪の上を
大疾走。カニは食べられないけど、ホッピーもこの旅行は大好き。
メインのカニ料理は、カニの刺身から始まって、茹でガニ、焼きガニ、カニ鍋と続く。その間には山菜の
天ぷらやおこわのおにぎりや手打ちソバまで出て、とても最後のカニ鍋まで食べられない。残ったカニ鍋
は翌朝おじやにしてもらう。
料理もいいけれど、それ以上にこの宿を経営している家族の方々がとてもいい人で、それが何より気持
いい。特に女将さんはとても気さくで、話好きで、おもしろい人。「自給自足」というペンション名は変わって
いるけれど、この人の、「ここではお金を使わず、体と頭を使って暮らす」といった話を聞いていると、その
名前を付けた理由がなるほどと納得されてくる。物や、自然の恵みをもっと大切にしなければと思われて
くる。
関西にお住まいの方は、一度訪ねられたらいかがでしょうか?
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雪の中のホッピー |
カニのフルコース |
ペンション 外観 |
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「さまよえる」がキーワード?
先日、某新聞社から、紙面に使う写真に僕の詩を掲載したいとの申し出があった。どの詩ですかと聞く
と、『星に唄おう』に収録の「さ」とのこと。これを聞いて、僕はびっくり。この詩についてはつい2回前のこ
の欄に書いたばかり。「すごい偶然!」と驚いた。今までに出した詩集が10冊。『星に唄おう』だけでも70
編も収めているのに、こんな直近で、互いに全く知らない人が何百編もある中から同じひとつの詩を取り
上げるなんて…。もう一度自分の詩を読み返し、今、「さまよえる」が時代のキーワード? なんて大袈裟
なことを思ったりもした。
掲載は3月29日(夕)の予定です(前回のような「想定外」のことがなければ、の話ですが…)。
さまよえるオランダ人
を書いたのはワーグナー
さまよえるぼく
を書くのはぼく以外になく
朝 起きて
まずは自分を探す
世界のどの辺りにぼくや
私がいるか
(「さ」全行)
そろそろ各地から桜の便りが聞かれるようになってきたが、我が家では梅の花がまだ開かない。かなり
遅咲きの品種であるようだ。梅の代わりに、庭ではサンシュユの黄色い花が満開になった。
未だ「さまよえるぼく」も庭を眺めて、しばし、うっとり。
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「想定外」のこと
「想定内」と言いながら、大量の株を不法に操作し、その結果、「想定外」の犯罪者として逮捕された人
がいる。億万長者から(たぶん)無一文へ。世の中、「想定」は誰しもしていても、実際その通りになるとは
限らない。想定外のことが突然起こったりすることが往々にしてある。
去年の11月頃だったか、週刊誌「読売ウイークリー」に僕の詩が12月中旬頃に載るとこの欄に書いた
が、いっこうに載らず、先日問い合わせたところ、「…という突発的な出来事のため延ばさざるを得なかっ
た」との返答だった。「…」の部分をここに書くことはできないが、これは僕にとって(担当の編集者にとっ
てもたぶん)「想定外」のことだった。
でも、そんな「想定外」を乗り越えて、今週発売(3月26日号)の「読売ウイークリー」に無事載っていま
すので、書店でご覧いただければ幸いです。
フランス文学者で、現代詩評論家でもある山田兼士氏のホームページをリンク欄に追加しました。ここ
に、拙著『ティッシュの鉄人』の書評も載っています。御一読を。
京都新聞・新刊詩集評(3月11日付)で取り上げた本は次の8冊。
詩集−松尾智恵子『遠来の土産』(湯川書房)/月村香『牛雪』(思潮社)/清水弘子『ジェホメの問い』
(湯川書房)/広岡曜子『中庭の風』(水仁舎)/日高てる『今晩は美しゅうございます』(思潮社)。
評論等−國中治『三好達治と立原道造』(至文堂)、同『書く場所への旅』(れんが書房新社)、安水俊和
『十年歌−神戸 これからも』(編集工房ノア)。
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シャーマンミュージック
先日、「素(もと)」というバンドのメンバー、中ムラサトコさんから『素暦(もとご
よみ)』というCDアルバムを頂いた。その中の1曲目「あかつきの頃」という歌
が、僕の詩集『星に唄おう』の中の「さ」という詩に触発されて生まれた曲だそう
です(本人の弁によると、「返答歌のような曲」とのこと)。どんな曲かと思って聴
いてみると、何とも不思議な音楽。「シャーマンミュージック」と宣伝パンフに書か
れているけれど、まさにシャーマンの原初的な祈りのような、あるいはアフリカや
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イスラムの祈りの歌のような、そんな感じのする音楽でした。興味をもたれた方はぜひお聴きください。
素の公式サイトにはライブのスケジュール等も載っています。
さまよえる私を/探し出すのは私
あかつきが産まれる頃に/体のリズムが叫び出す
(「あかつきの頃」より)
阿瀧康詩集「imitation pearl」のページを作成しました。こちらもご覧ください。
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完了
今月初め締切の書評も、やっかいな確定申告の作業も終え、これで1月の終わりから続いていたさまざ
まな仕事も全て完了。ようやく本当のほっと一息。ここ2、3日、DVDに録りだめしていた好きな映画を観
たり、本を読んだりして過ごしています。映画は邦画の「スイング・ガールズ」とドイツ映画の「グッバイ・レ
ーニン」。「スイング・ガールズ」は、元気な女子高生がいっぱい出てきて、その元気さを分けてもらえるよ
うな楽しい映画であったし、「グッバイ・レーニン」はベルリンの壁の崩壊前後を背景として、子の親(母)
への愛情がしみじみと感じられる映画でした。
数日前、ちょっと落ち込むようなこともあったけれど、昨日、近所のスーパー銭湯へ行き、そんな思いも
きれいさっぱり洗い流してきました。温浴効果で、マイナス思考をうまくプラス思考へ持っていければいい
のですが…。
ガーネット48号の詳細をアップしました。僕は変な(?)詩を載せています。御一読を。
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春はもうすぐ
3月になりました。2月は早春とはいえ、まだまだきびしい冬のイメージが強いけれど、3月はもう春の暖
かい感触がします。
2月はハードな1ヶ月でした。毎週の講演、ガーネットの編集、空とぶキリン社から出す詩集の制作、そ
して自作の原稿と…。それらを何とか乗り越え、3月。
ガーネット48号は3月2日(木)に出来上がってくる予定です。少し遅れましたが内容は充実(?)。お楽
しみに!
「明日の友」というシニア向けの雑誌(春号・婦人之友社)に「系図」という詩を載せました。書店で見か
けたらご覧ください。
この後の仕事は3月上旬の書評の締切が一つと、確定申告(これがまたややこしくて時間がかかる。ホ
リエンモンのような高額所得者ならともかく、微々たる収入しかない自分が何でこんな苦労をせんとあか
んねんやろ、と毎年のことながら思ってしまう)。
水取や隠(こも)りの僧の沓(くつ)の音 芭蕉
奈良・東大寺修二会(しゅにえ)の行「お水取り」が今日から始まる。これが終わる頃(14日)には春が
来ると関西では言われている。春はもうすぐ。
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ラストスパート
19日(日)の大阪での講演は、予定時間(70分)を20分も余らせて大失態。前日の予習(?)では時間
が足りないぐらいかと思い、わざわざ内容を削ったのに、それが見事に外れてしまった。終了後、「昨日、
お酒を飲み過ぎて、判断が鈍ったのでは?」と知人からからかわれたりしたが、それも多少はあるかもし
れない。余った時間は来場者からの質問で何とか辻褄を合わせることができたが、途中、「春の七草の
食べ方」なんていう料理教室のような話に脱線して、とても詩の講演会とは思えない結末になってしまっ
た。大阪人である僕にとっては笑いをけっこう取れたし、それなりに結果オーライかと思っているが、果た
してわざわざ聞きに来てくださった人達にとってはどうだっただろう?
ガーネットの編集が今日やっと完了し、印刷屋へ版下を送付。予定より2日ほど遅れたけれど、3月2
日には出来上がってくる予定です。お楽しみに。
今月の仕事はあと2つ。25日(土)の姫路での講演会と、「空とぶキリン社」から発行するもう1冊の詩
集の最終的な詰め(表紙のレイアウト等)。2月もあと少しで終わり。ラストスパートといったところです。
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