やっと、1万部
先日、拙著『空への質問』の増刷報告が出版社(大日本図書)よりありました。第1版6刷。これでやっ
と1万部の大台に乗りました。初版の発行が1999年ですから、13年かかっての1万部です。
ちなみに、『キリンの洗濯』(1989年初版)が9刷で7,000部。『早く家へ帰りたい』(1995年初版)が2刷で
5,000部。ほかは初版止まりで1,000部前後。これではとても食べていけません。昔、知り合いの童話作家
が、「文庫に30冊ぐらいならんとプロとして食べていかれへん」と言うようなことを話していましたが、それ
からすると、詩人は詩だけではまず食べていけないことになってしまいます。
時々、愚痴まじりに、「小説でも書こうかな」と言うと、家人から、「やめておいた方がいい」と言われま
す。そっちの才能はないと見抜いているようです(詩の才能も、あるかないか分からないけれど…)。
つげ義春の「無能の人」に、作者の分身のような漫画家が、河原で拾い集めた石を売ろうとしたり、壊
れたカメラを修理して売ろうとしたりする話が出てきます。ごくたまにしかない漫画の注文は断り、真剣に
石やカメラの販売で一攫千金を夢みていたりする。そして、最後はいつも失敗してみじめな姿に戻る…
…。
石やカメラを売ろうとは思わないけれど、何となく主人公の気持は分かるような気がします。「無能の
人」への憧れが、自分の中にもうっすらとあるからかもしれません。
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ガーネット 編集完了!
ガーネット次号(67号)の編集作業が完了しました。
本文の版下は昨夜の内にできあがっていたのですが、今日は表紙の作成に手間取っていました。特に
表紙の色の組み合わせ。毎回これには悩まされます。今日も4時間ほど、あれやこれやと色見本を組み
合わせていたのですが、見ているうちにますますわけが分からなくなってきて、いったん中断。ワンコたち
の散歩から帰ってから、気分一新でやっと決めました。最近は派手目の色使いだったので、今回はシッ
クな感じにしようと、そういう色の組み合わせにしたのですが、うまくいったかどうか。かなり、不安……で
す。
6月29日(金)にはできあがってくる予定です。購読会員等の皆さまには、7月3日までにお届けできる
と思います。お楽しみに。
昨日の講演も無事に終了しました。台風で中止になるかと危惧していたのですが、何とか早めに通り
過ぎてくれ、予定通り行うことができました。参加者は100人ほど。サイモン&ガーファンクルの「早く家へ
帰りたい」をかけたりしつつ、自作を通して「縁」と「命」について90分ほど話しました。
この2週間ほどで仕事の山もかなり小さくなりました。残りは詩が1つと、空とぶキリン社の詩集製作の
み。後もう少し!
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苦戦中
先週書いた「仕事の山」を1つ1つ切り崩し、やっと頂上付近まで辿り着きました。
残りはびーぐるのフォトポエムを含めて詩が3つほど。どうしても詩が最後になってしまいます。目下、も
う締切の過ぎたフォトポエムに苦戦中。毎度のことながら、ミューズはなかなか降りてきてくれません。う
ーん、困った。
窓の外には雨が降っています。しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん…。古い歌が浮かんできます。ミュー
ズがますます遠ざかっていきます。嗚呼。
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講演<「縁」と「命」について〜自作を通して>
6月20日(水)、兵庫大学にて講演を行います。
「平成24年度 第1回 兵庫大学・兵庫大学短期大学部 宗教セミナー」の催しです。
講演のテーマは<「縁」と「命」について〜自作を通して>。
何だか固い演題ですが、出会うことや生まれることの意味について、日頃、自分なりに考えていること
を自作を通して語ろうと思っています。催事名は「宗教セミナー」となっていますが、内容はまったく特定
の宗教とは無縁の事柄です。広い意味では、宗教(あるいは哲学)の根源的なこととどこかで結びついて
いるかもしれませんが。
一般参加もありとのことなので、お近くの方で、興味も持たれた方はぜひご参加ください。申し込みは
「兵庫大学・新着情報」欄をご覧ください。「申し込み方法」の下にある「チラシ(PDF)」をクリックすると、講
演内容の詳細もご覧頂けます。
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折れたユスラウメ
昨日の夜中、台風なみの強風が吹き荒れました。
今朝起きて、庭を見たら、ユスラウメの枝が地面に垂れていて…。ひょっとしたらと思って、庭に出た
ら、太い枝が折れていました。ちょうど今、たくさんの実がなっていて、家人がジャムにすると張り切って
いたところなのに。でも、まあ、早めに実を摘めば何とかなりそうです。
今日は今日で、夕方、一時土砂降りに。晴れて、先ほど窓の外を見たら、きれいな雲海が見えました。
まるで信州の山の上のよう。夕焼けの上には黒々とした雲もあって、何だか不思議な景色です。
昨日の定期検査の結果は、問題なし。これで当分、安心してお酒が飲めそうです。
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仕事の山
6月に入り、こなさなければならない仕事が、山のように積み重なって迫ってきています。びーぐるの原
稿、ガーネットの原稿と編集、他誌への寄稿(詩)、頼まれている詩集の帯文、空とぶキリン社の詩集の
編集、講演のための資料作成……。どれも予め分かっていることなので、もっと早く取りかかっていれ
ば、こんなふうに山積みになることもないのですが、なかなかそれができません。暇なときは暇なときで、
普段できないことをしようと思い、ついつい先延ばしにしてしまいます。我ながら困ったものです。
新詩集の感想がポツポツと返ってきています。あとがきに、3年前の食道癌の手術のことなど書いたも
のだから、心配してくださる方が結構います。中には「大丈夫ですか」と電話までくださった方がいます。
ちょっと大袈裟に書きすぎたかもしれません。半年に一度ほど定期検査を受けていますので、大丈夫で
す。みなさん、どうぞご心配なく。
半月ほど前に受けたその定期検査(胃カメラ)の診断報告が明日あります。たぶん、問題ないと、思い
ます。
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新詩集『いつか別れの日のために』詳細
新詩集『いつか別れの日のために』の詳細を「既刊著書」の欄に記しました。収録作品を3篇ほど掲載
しています。拡大した表紙もご覧 頂けます。
書店には今月10日頃から並ぶようですが、大型書店に、それも少部数しか並ばないと思います。購読
ご希望の方は、直接発行元の澪標(みおつくし)までご注文頂ければ幸いです。
澪標 TEL 06- 6944-0869。 E-mail miotsukushi@s9.dion.ne.jp
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詩集、発送
今日は一日かかって、届いたばかりの詩集を出版社関係や知人に発送しました。全部で130冊ほど。
封筒への宛名印刷や謹呈用紙の作成等、パソコンのない時代と比べたらずいぶんと楽になりましたが、
それでもこれだけ量があると大変です。フー、疲れた。
後は読んでくださった方々に気に入ってもらえることを祈るばかりです。
話は変わりますが、昨日、朝日新聞の朝刊を開いたら、2面の「ひと」」欄に歌人の柳澤美晴さんが載
っていて、びっくり。初めての歌集『ひと匙の海』で「現代歌人協会賞」を受賞したとのこと。今年の3月4
日の本欄にも書いたけれど、「現代短歌新人賞」に続いてのダブル受賞です。
ガーネット今号(66号)の「今、わたしの関心事」の執筆者であり、先日「萩原朔太郎記念 とをるもう
賞」を受賞した江夏名枝さんも同じ欄の執筆者。縁のある人の受賞続きで、何とも不思議な気分です。
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新詩集、刊行!
新詩集ができました。選詩集を除くと12冊目の詩集。そして4年ぶりの詩集です。
完成が半月ほど遅れましたが、手元に届きホッとしています。
装幀は倉本修さん。美しく、上品な表紙になっていて、気に入っています。
詩集のタイトルは「いつか別れの日のために」。澪標(みおつくし)発行。定価1,500
円(税別)。
書店には数日後から並びはじめると思います。直接注文は澪標まで。TEL 06-
6944-0869。
本の詳細は後日記したいと思っています。何はともあれお知らせまで。
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またまた知人が受賞!
知人の江夏名枝さんが詩集『海は近い』で「萩原朔太郎記念 とをるもう賞」を受賞しました。本人が一
番欲しいと言っていた賞だけに、喜びもひとしおだと思います。僕もいろんな賞の候補に推薦していただ
けに、我が事のようにうれしい!
それにしても、今年に入ってから知人の受賞ラッシュです。「びーぐる」の細見和之(三好達治賞)、大野
直子(日本詩人クラブ新人賞)、「ガーネット」の廿楽順治(H氏賞)、そして、今回の江夏名枝さん。さら
に、最近、昔からの知り合いの岬多可子さんも詩集『静かに、毀れている庭』で「小野市詩歌文学賞(詩
部門)」を受賞されていたことを知りました。こんな年も珍しい。今年もまだ半分。ひょっとしたらまだまだ
知人の受賞者が出るかも。
ガーネットの「詩集から」という欄で、毎号、寄贈された詩集を紹介しているのですが、そのトップには多
くの詩集の中から一番気に入った詩集を持ってくるようにしています(完成度の高いものよりも、できるだ
け新鮮なものを)。去年H氏賞を受けた高木敏次、今年度H氏賞の廿楽順治、数年前に中也賞を受けた
文月悠光さん、そして今回受賞した江夏名枝さん、みんなトップに紹介した詩人です。何だか自分の鑑賞
眼にもちょっとした評価が与えられたようで、それもうれしく思えます。
江夏さん、そして遅ればせながら岬さん、受賞、おめでとうございます!
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