「びーぐる」16号、刊行!
「びーぐる」16号が出ました。今号の特集は「関根弘を想起する」。少し分かりに
くい特集名ですが、要するに1950年代から70年代にかけて活躍した関根弘の仕
事を、現在の座標軸において捉え直そうという試みです。今回の特集担当は細
見和之船長。関根弘に対する熱い思いが誌面から伝わってきます。長谷川龍生
さんへのインタビューの他、論考、エッセイ、作品抄など。
今号はもう一つ、第2回「萩原朔太郎記念 とをるもう賞」の発表も行っていま
す。こちらは江夏名枝さんの受賞の言葉、選考評、作品抄などで組んでいます。
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拙作はいつものフォトポエムと連載2回目「詩歌の植物」のふたつ。
フォトポエム(写真・四元康祐)の今回のタイトルは「果樹」。女ばかりが住む星を舞台にしたSFっぽい
詩に仕上げています。
「詩歌の植物」は「あれは菜の花?」と題し、伊藤比呂美、更衣着信、辻征夫の詩を取り上げて、それ
ぞれの詩に出て来る植物が、本当にその植物名で合っているのかどうかを追求しています。御一読
を!
「びーぐる」の入手方法は「情報」欄をご覧下さい。
目次の詳細は山田兼士さんのホームページ(16号の目次)でご覧頂けます。
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柳波賞 作品募集
今年も童謡詩を対象にした柳波賞の作品募集が始まっています。主催は群馬県沼田市。同市で生ま
れた童謡詩人・林柳波を顕彰するために1999年に設けられ、今年で14回目になります。締切は9月7日
(金)。小中学生の部と一 般の部があります。我こそはと思わん方はどしどし応募してください。
応募要項は沼田市のホームページ内「柳波賞 作品募集」をご覧ください。審査委員のひとりとして、
優 れた作品がたくさん寄せられるのを期待しています。
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副教材あれこれ
この2ヶ月ぐらいの間に拙作の載った教科書の副教材的な本がたくさん送られてきています。以前に
「新しい国語のワーク」(秀学社)という本を紹介しましたが、それ以後に来たものを列挙してみると、
「新・ 国語の学習1」(正進社)、「よくわかる国語の学習1」(明治図書)、「新しい国語 ワークブック1」
(東京 書籍)の3冊。この他に、教師用指導書「新しい国語1」(CD-ROM)、塾の教材「定期テスト予想問
題集」(進研ゼミ・ベネッセコーポレーション)など。いずれも東京書籍の教科書「新しい国語」(中学1年
用)に準 拠したものですが、1冊の教科書に対してこれだけたくさんの副教材的なものが出るというのは
驚きです。それだけ需要があるということなのでしょうが、勉強する子供たちは大変だなあと思ったりもし
ます。
拙作が「勉強する」に値するものなのか、そもそも詩は「勉強する」ものなのか? などと思ったりもしま
すが、まあ、あまり天の邪鬼的なことは言わず、素直に多くの子供たちに拙作が読まれることを喜びたい
と思います。
副教材には教科書掲載作(「風の五線譜」)以外の作品(「準備」や「空への質問」等)も掲載されてい
て、それもありがたいことだと思えます。
今日は久し振りに青空が見えています。九州でも見えているだろうか?
テレビに映る豪雨の被害に驚きつつ…。
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完成間近
今朝、印刷所から詩集の校正が届きました。空とぶキリン社の詩集です。早速目を通しましたが、特に
問題なし。後は、著者と表紙絵を描いてくださった方の校正を待つばかり。これが済めば、印刷にかかり
ます。8月上旬の発行予定ですが、早ければ今月中に発行できるかもしれません。発行次第、詳細をお
知らせします。とてもいい詩集です。乞うご期待。
「びーぐる」次号(16号)の校正も完了。こちらは7月20日発行予定。特集は「関根弘」。今、関根弘はど
う読まれるのだろう? 読者の反応も楽しみです。さらに今号は第2回「萩原朔太郎記念 とをるもう賞」
の発表も掲載しています。受賞者は江夏名枝さん。こちらもご期待ください。
先週の土曜は「とをるもう賞」の授賞式、日曜は「びーぐる」の編集会議、月曜は実家へ母のご機嫌伺
い、火曜は大学出講…と、4日連続のお出かけ&飲み会。少々疲れていましたが、昨日、1日ゆっくりし
たおかげで疲れも何とか取れました。
今日は薄曇り。そして強い風も吹いています。梅雨明けはいつ頃になるのかな?
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「とをるもう賞」授賞式
昨日は大阪の八尾市で「萩原朔太郎記念 とをるもう賞」の授賞式がありました。雨の天気予報は外
れ、会場に着いた頃には快晴。受賞者の江夏名枝さんは緊張しつつも、笑顔で受賞の喜びを語っていま
した。いいスピーチでした。第2部では、ちょっとこれはどうかなという展開もありましたが、まあまあ晴れ
の席なので、それには目をつむり……。
式が終わった後は内輪だけの懇親会。おいしい日本料理とお酒をよばれて、談笑しつつ、ついつい飲
み過ぎて、ふらふらしながら帰途につきました。最寄り駅では、またもや寝過ごすところでした。あぶない
あぶない。
昨日はガーネット同人、神尾和寿の「半どんの会 現代芸術賞」の授賞式の日でもありました。「とをる
もう賞」の方に参列が決まっていたので、こちらはやむなく欠席。授賞式はどんな様子だったのかな。ス
ピーチはうまくできたかな。何はともあれ、神尾さん、改めて受賞、おめでとう!
今日は「びーぐる」の編集会議。昨日会った編集委員のメンバーと2日連続で会うことになります。
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詩集、編集完了
4月の初めからかかっていた空とぶキリン社発行の詩集の編集が完了しました。昨日、大学の授業の
帰り、印刷所に寄って、レイアウトや用紙の打ち合わせをして、完了。後は最終の校正をするのみ。来月
のお盆前にはできあがる予定です。
まだ作者名や詩集名は明かせませんが、表紙を含めて、とてもいい詩集になったと思っています。発
刊前にはまたこの欄でお知らせしますので、ご期待ください。
自分の仕事は、今月末締切のエッセイ的なものが1つだけ。当分のんびりしたいと思っています。
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ガーネット67号、詳細
ガーネット67号の詳細(目次)を作成しました。「ガーネット最新号」の欄に記していますのでご覧下さ
い。
今回の拙作(詩)はちょっと変わったものになりました。まあいつも、けっこう変わったものが多いです
が、新しいパターンという意味で、これまでとは少し違う「変な詩」。当分この形で書けそうです。題して「な
るシリーズ」。これだけでは何のことか分かりませんね(笑)。拙作を読んでいただければ、この「なる」の
意味が分かっていただけると思います。
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ガーネット67号、発刊!
今朝、予定通りガーネットの最新号ができあがってきました。心配していた
表紙の配色ですが、今回は何とかうまくいったような…。前号がちょっとけば
けばしい感じだったので、今号は抑え気味の色調にしました。僕の想定した
イメージは、深海を泳ぐ古代魚なのですが、みなさんには果たしてどう映るで
しょうか?
早速、用意していた封筒に詰めて発送しました。全部で155部。来週の初
めにはお手元に届くと思います。
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詳細については後日お知らせします。購読ご希望の方は、「ガーネットの入手方法」の欄をご覧くださ
い。
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一段落
今月末締切の詩がなんとかできました。明日、見直してから送るつもりです。
これでやっと一段落。当分締切もないので、買ったまま積み上がっている本を読んだり、録画したまま
溜まっている映画を観たりするつもりです。
ガーネット最新号は明日届く予定。発送準備は完了。届き次第封筒に詰めて送ります。
空は梅雨空で曇っていますが、ひとつひとつ片付いていくに従って気持は晴れていくようです。夏までも
う少し。
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またまた受賞
ガーネット同人の神尾和寿が「半どんの会・現代芸術賞」を受賞しました。
「半どんの会」というのは、兵庫県にゆかりのある芸術家を顕彰するための親睦団体で、詩人にはあま
りなじみがありませんが、県下の優れた芸術家を表彰する賞であり、神尾が受賞したということは、その
作品及びこれまでの活動が評価されたということで、同人としては誇らし限りです。
神尾さん、おめでとう!
今日は地元の新聞社(神戸新聞)の取材を受け、新詩集のことや去年の震災との関わり(影響?)など
について1時間ほど話をしました。
この新聞には、新詩集『いつか別れの日のために』の書評が7月1日(日)に掲載予定です。執筆者は
神尾和寿。偶然が重なった1日でした。
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