今、詩に何ができるか
数年前から神戸で開かれている「現代詩セミナーin神戸」に、今年はパネリストとして招かれました。今
回のテーマは「今、詩に何ができるか」で、パンフには「2011年、東日本大震災と、原発事故による放射
能汚染がこの国を見舞うなかであらためて現代詩の主題を問いかける」と記されています。
今回、パネリストに招かれたのは、おそらく「ガーネット」64号に書いたあとがきによるものだと思われ、
他のパネリストや来場者からかなりの攻撃を受けそうな予感がします。でも、負けない(笑)。言うべきこと
はきちんと言おうと思っています。興味のある方はご参加下さい。
日時:11月26日(土)午後1時〜5時
場所:神戸女子大学 教育センター5F特別講義室
参加費:2,000円(懇親会会費 5,000円)
参加申込:今西富幸氏へメールで。imatomi8@gmail.com
イベント内容
講演 佐々木幹郎「生命を語る言葉−3.11以後」
パネリスト 岩成達也、高階杞一、高塚謙太郎、細見和之
セミナーの後、午後5時20分より懇親会。
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「猿の惑星 創世記」
今日は久し振りに映画館まで足を運びました。観てきたのは「猿の惑星 創世記」。40年ほど前に公開
された「猿の惑星」を観た時は、ラストに衝撃を受けたものでした。今回の映画はそのリメークではなく、
なぜ地球を猿が支配するようになったのかという前段(創世記)を描いたもの。予告編を見て、これはな
かなか行けそう、と思って観に行きました。
観た結果はまあまあ合格点でした。感動するというほどではなかったけれど、テンポが良く、最後まで
一気に見終わったという感じでした。特に前半は主人公の猿(シーザー)と認知症のお爺さんやその息子
との触れ合いが胸に沁みました。
「僕はペットなの?」「いや、君は息子(家族だったかな?)だよ」というシーンなどは泣かせます。思わ
ず我が家のホッピーやコッコのことを思い浮かべました。
後半の人間と猿たちとの戦闘シーンは、こういうSFものではよくありがちな展開で、迫力はあったけ
ど、そのぶん感動は薄まった気がします。一緒に観に行った妻はすごく感動したと言っていましたが(途
中で泣いていました)。やはりホッピーやコッコのことを思い浮かべていたのかもしれません。
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「きいちの音楽室」−「黄色い絵」
「きいちの音楽室」に7曲目をUPしました。
この歌も自主製作レコード『白い午後』の1曲で、当時の楽譜には1971年10月作と記されています。ち
ょうど40年前に作った歌ということになります。自分の子供時代を思い出し、「あの頃の僕は今はどこへ
消えたのだろう」と懐かしんでいますが、いま考えれば、たった10年ほど前のことをはるか昔のように懐
かしんでいることになり、何だかおかしくなります。今なら10年前というのはつい昨日のようなものです。
光の速さと時間の関係のように、年齢とともに時間の進むのもどんどん早くなっていくのかもしれません。
ピアノの編曲は今回も角篤紀さん。単純なメロディをリズムや和音に変化を付け、素敵なピアノ曲に膨
らませてくださいました。ピアノ演奏は今回から木村美子さんに代わりました。自作自演版と比べつつ、お
聴きいただければ幸いです。
次はクリスマス・ソングを予定しています。お楽しみに。
楽譜・歌詞等は「作曲」欄に掲載していますので、そちらをご覧ください。
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ガーネット65号、発送
本日、ガーネット65号を発送しました。全部で167部。これだけあると、毎回のことながら作業にかなり
の時間を要します。封筒に宛名を書いて(プリンターがやってくれますが)、送り状に短い言葉を添えて
(全てではありませんが)、封筒に詰めて、セロテープで封をして、メール便のシールを貼って……という
具合。こういう時、秘書でもいてくれたらといつも思いますが、貧乏詩人に雇う金もなし。ふうふう言いなが
ら、毎回ひとりでやっています。何はともあれ、これで一段落。後は読んでくださった方々からの感想を楽
しみに待つばかりです。
詳細(目次)を「ガーネット最新号」の欄に記していますのでご覧下さい。今回は久し振りに満足のいく表
紙になりました。
購読会員募集中です。年間(3号分)1,500円。ご希望の方はメールでご連絡ください。
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選考会と飲み会
毎年恒例の柳波賞の選考会から昨夜帰ってきました。選考会は28日に群馬県沼田市で行われまし
た。さわやかな秋晴れの日で、紅葉にはまだ少し早かったけれど、上州の山並みがひときわきれいに見
えました。
選考は1時間半ほどかけて無事に終了。その後、東京に戻り、夜は恒例の飲み会を新宿でしました。
メンバーは作曲家や歌人、書籍編集者などさまざま。今回は「びーぐる」投稿欄の第1回新人となった森
本ゆふさんも初参加。回転焼き(今川焼き)の話から細菌(?)の話まで、さまざまな話題で盛り上がりま
した。7時から始まって、気がつけば10時半。あっという間の3時間半でした。
翌日は「びーぐる」次号の特集のため、詩人のTさん宅に伺い、インタビューをさせていただきました。ま
だ詳細は明かせませんが、いろいろとおもしろいお話が聞け(中にはちょっと誌上には掲載できないよう
な話もありましたが)、何はともあれこれで特集の柱ができたと安堵しながらお宅を辞しました。
「びーぐる」次号は来年1月20日発行予定。お楽しみに!
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「びーぐる」13号刊行&公開座談会
「びーぐる」13号が出ました。今号の特集は「詩学 再創造に向けて」。論考は神
尾和寿、神山睦美、小島きみ子、田中庸介、四元康祐の5氏。他に粟津則雄氏
の講演録「詩のみなもと」も収録しています。
連載のフォトポエム(写真・四元康祐)、今回のタイトルは「魔法がとけて」。ちょ
っとかわいらしく、ちょっと怖い(?)詩になりました。
松下育男さんとの共詩は都合により休載。代わりに植物と詩の関わりを考察し
たエッセイ「アカシアはアカシアか」を書きました。これは「詩歌の植物」と題して連
載予定です。どうぞ御一読を。
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「びーぐる」の入手方法は「情報」欄をご覧下さい。
目次の詳細は山田兼士さんのホームページ(13号の目次)でご覧頂けます。
4年目を迎えた「びーぐる」。ちょうど来阪中の詩人、福間健二さんを迎えて公開座談会「生きることと書
くこと」を開きます。11月6日(日)午後2時より大阪文学学校にて。入場無料。僕は参加しませんが、「び
ーぐる」編集同人の山田兼士、細見和之が座談会に加わります。詳細は同じく山田兼士さんのホームペ
ージをご覧下さい。
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ガーネット 編集完了!
ガーネット次号(65号)の編集作業が完了しました。29日(土)に出来上がってくる予定です。購読会員
等の皆さまには、11月5日までにはお手元に届くと思います。お楽しみに!
今月末締切の原稿(詩)は後1つ。来月には「びーぐる」の原稿や、「空とぶキリン社」から出す詩集(自
分の詩集ではありません)の編集作業が待ち構えています。
まだ当分ゆっくりとできそうにありません。嗚呼。
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指まで酔って……
昨日は大学の帰り、「びーぐる」編集同人の山田兼士さんの新居へお招きを受けて行きました。詩作に
励む学生たち5人も参加。新居は丘の上に立つマンションで、眼下に羽曳野(はびきの)の市街地が見
え、遠くには信貴山も見えて、とても眺望のいい立地です。
まずはビールで乾杯し、その後、歌人でもある奥様の手料理をいただきながら詩の話を中心に盛り上
がりました。次々と出てくる料理はどれもきれいに盛り付けされていて、味も素晴らしく、何だか高級レス
トランで食事をいただいているようでした。ついついお箸もお酒も進みます。
バックにはなぜか中日・横浜戦の中継が流れています。今日勝つか引き分ければ中日の優勝が決ま
ると言うことですが、トラファンのこちらにはどうでもいいことです(ちょっと悔しい)。結果は引き分けで中
日の優勝。まあお呼ばれに預かっていることですし、とりあえず祝福しましょう。よかったですね、山田さ
ん(ちょっと悔しい)。
宴も佳境に入った頃、横に置いてあるピアノを弾いてと言われ、弾き始めたのはいいけれど、指がまる
で動かずに大失敗。いつもは簡単に弾けている曲なのに、数小節でガタガタになり、前へ進まない。頭で
はなく指で覚えているため、指まで酔っ払ってしまってはどうしようもないということがよく分かりました。皆
さん、無様な姿をお見せしてすみませんでした(汗)。
何はともあれ、楽しい宴会でした。帰りは何とか最終電車に間に合い、1時前に帰宅。山田さん、奥
様、ごちそうさまでした。
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ガーネット、びーぐる、そして……
目下、ガーネットの編集に取り組んでいます。前々回に、「順調に進んでいます」と書きましたが、自分
の原稿の遅れで少し雲行きが怪しくなってきました。途中で2つほど急な原稿が入ってきたことと、「びー
ぐる」次号(14号)特集のための事前作業にかなり手間取ったことによります。でもそれは言い訳にはな
りません。印刷所に回すまで後1週間ほど。何とか遅れを取り戻したいと思っています。
これが終わったら、今月末の締切は詩が1つ。そしてその後は、例年のように柳波賞の選考会のた
め、また群馬県の沼田市まで出かけます。しばらくはハードな日々が続きそうです。
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アライグマと生き事
最近、我が家の周辺でアライグマが出没しています。昨日も飲みに行った帰り、自宅へ向かう山道で道
路を横切るところを見ました。車が近づいても恐れて逃げる気配もなく、道路脇に止まってこちらを見て
いました。
アライグマと言えばラスカルを思い出し、岸田衿子さん作詞のアニメの主題歌が浮かんできます。「しろ
つめくさの はながさいたら さあ いこう ラスカル……」という歌詞や、アニメの容姿からは愛らしいイメ
ージしか湧いてきませんが、実際にはかなり凶暴なところもあるようです。「ホッピーやコッコでも負ける
かなあ」「負けるよきっと」「こわいね…」などと、運転する妻と話しながら帰ってきました。
それにしてもアライグマは何を食べて生きているんだろう。この辺の山は松が中心の、生態的には貧
弱な山なので実も少なく、昆虫類もそんなにいません。人家から出る生ゴミや、家庭菜園の野菜を狙って
食べているのかもしれません。それにしても北アメリカからこんな異国の地に連れてこられて、人間の勝
手で野外に放り出され、自然の乏しい人家の周辺で暮らさなければならないアライグマもかわいそうと言
えばかわいそうです。それなりに必死で生きているのかもしれません。
生きていると言えば、昨日、松下育男さん発行の詩誌「生き事」の最新号が届きました。今号も松下さ
んとの共詩が掲載されています。16ページに及ぶ長編で、タイトルは「川沿いの道」。男女の往復書簡(ラ
ブレター)形式による作品です。詩になっているかどうか微妙なところですが、読まれた方の感想を聞き
たいところです。
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