新詩集『千鶴さんの脚』詳細
新詩集『千鶴さんの脚』の詳細を「既刊著書」の欄にアップしました。収録作品を3篇掲載しています。
本文見本や拡大した表紙も見られますので、ご覧頂ければ幸いです。
今日は午前中に献呈分をメール便で発送しました。全部で101冊。今回はかなり絞り込みました。本を
送っても礼状ひとつくれない、つれない人は献呈から除外(まあ、例外もありますが)。いつも送ってくるの
に今回は届かないなあと思う人は、心当たりがないか思い出してみてください(笑)。
今日は暖かい1日でした。明日からもっと温度が上がっていく予報なので、ようやく春が来たと言えそう
です。
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神戸北野美術館でオープニングパーティ
昨日、神戸北野美術館へ行ってきました。スズキコージさんの奥様である大畑いくのさんの展覧会が今
月30日(日)まで開かれていて、そのオープニングパーティに岸田未知さん(岸田衿子さんの長男)から誘
われて出かけた次第です。
パーティというからそれなりにきちんとした格好で行ったのですが、行ってみれば、皆さんラフな格好
で、ワイングラスを片手に雑談しています。詩の出版記念会などとはかなりおもむきの違ったものでし
た。
スズキコージさんには20年ほど前に出た『星に唄おう』の表紙絵を描いてもらっているのですが、そのこ
とはもうすっかりお忘れのようでした。そりゃあそうでしょうね。たくさんの表紙絵や絵本を描いていたら、
いちいち覚えてられないでしょうね。
パーティの途中には大畑いくのさんと娘さんとの人形劇があったり、スズキコージさんの歌があったり
と、楽しいものでした。コージさんはかなりノリノリで歌っておられました(笑)。
神戸北野美術館は異人館街にあり、この建物も旧アメリカ領事館を美術館として開放したものとのこと
で、ステキな建物でした。もちろん大畑いくのさんの絵も野性味にあふれた独特の絵で(シャガールを思
わせるような色使いの絵もあり)惹かれました。
このところ出かける用事があったり、雑用に追われたりしていて、まだ新詩集の発送ができていませ
ん。明日中には何とか発送できたらと思っています。
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「本を連れて帰る」フェア
JR川崎駅前の丸善ラゾーナ川崎店で今、「本を連れて帰る」と題して2冊の本のフェアが行われていま
す。1冊が石川祐樹さんの『蝶々の心臓』、そしてもう1冊が、なんと『早く家へ帰りたい』!
発行元の夏葉社さんがその写真を撮って送ってくださいました。棚の上に拙著が積み上げられていま
す。すごい!と思わず心の中で叫んでしまいました。自分の本のことでありながら、何だか他人事のよう
です。復刊の本なのに、こんなにしてもらって本当にありがたいことです。
棚にはフェアの趣旨を書いたかなり大きめのPOPが掲げられています。
「溢れんばかりの喜びと 胸を締め付けられるほどの深い悲しみ。その狭間から生まれる言葉と写真の
数々。(中略)どうかこの二冊を、家に連れて帰って下さい。」
いいコピーですね。
フェアの期間は決まっていませんが、たぶん今月末ぐらいまでではないかとのことです。お近くの方は
ぜひ寄ってみてください。そして願わくば、ご購入を。
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新詩集『千鶴さんの脚』刊行!
新詩集ができました。選詩集を除くと13冊目、2年ぶりの詩集です。4月からの
消費税増税を前に前倒しの印刷が印刷所に殺到し、その影響で完成が10日ほ
ど遅れましたが、無事に手元に届きホッとしています。
詩集のタイトルは『千鶴さんの脚』。収録詩篇の中でも気に入っている1編で
す。
今回の詩集は、作品の手直しや(2編は一から作り直し)、本文のレイアウトに
まで関わったりしたので、今までで一番苦労した詩集になりました。
表紙等の装幀は前詩集『いつか別れの日ために』と同じ倉本修さん。
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表紙は一見、グレー1色に見えますが、別の色を重ねていて、見る方向によって絵柄が見えたり見えな
くなったりするという不思議な仕上がりになっています。倉本さんも今回の装幀にはかなり苦労されたよう
です。
収録詩篇は全て「びーぐる」にフォトポエムとして連載したもの。ただ連載時とは写真の配置等、かなり
レイアウトが変わっています。写真は四元康祐さん。
本のサイズも今までの詩集より一回り大きくなっています。
何から何までこれまでの詩集とは一味違う詩集になりました。どうぞご購読を!
発行は澪標(みおつくし)。定価1,500 円(税別)。
書店には数日後から並びはじめると思います。
直接注文は澪標まで(TEL 06- 6944-0869 メールmatsumura@miotsukushi.co.jp)。
本の詳細は後日掲載します。何はともあれお知らせまで。
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日本詩人クラブ関西大会 講演
昨日は現代詩人会西日本ゼミナールのことを書きましたが、もうひとつの詩人団体、日本詩人クラブの
関西大会が5月10日(土)に開催されます。会場は西日本ゼミナールと同じ大阪市内の「ホテルアウィーナ
大阪」。
この大会で講演をします。演題は「わたしの作詩法−発見と飛躍」。「発見と飛躍」については今までい
ろんなところで話をしてきていますが、今回は拙作を例に、より具体的に発見から飛躍に至る道筋の話
ができればと思っています。
当日はガーネットの関西在住者、神尾和寿・やまもとあつこのほか、鹿児島から池田順子も参加予定
です(池田さんは自作詩を朗読予定)。
大会の詳細及び参加ご希望の方は日本詩人クラブ関西大会の案内をご覧ください。参加については、
こちらから事務局に取り次ぐことも可能です。メールにてこちらまでお知らせください(その際は懇親会も
参加かどうか併せてお知らせください)。
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現代詩人会西日本ゼミナールと消費税
昨日は大阪市内で現代詩人会西日本ゼミナールがありました。参加者は160名ほどとのこと。盛大な
会でした。北川透さん、坪内捻典さんの講演のほか、小野十三郎の詩に曲を付けた歌曲演奏など、内容
も盛りだくさんでした。
休憩時には担当理事の北川朱実さん、実行委員長の山田兼士さん、それに旧知の人たちと話を交わ
し、懇親会は失礼して帰ってきました。北川さん、山田さん、それに受付をしていた神尾さんも、お疲れ様
でした!
会場には新しい詩集『千鶴さんの脚』の出版元澪標のMさんも来られていたので、詩集の発行時期に
ついての話などもしました。当初は今月上旬には出る予定だったのですが、20日頃になりそうとのこと。
その理由が、消費税! 4月からの増税を前に前倒しの印刷が殺到し、印刷所がパニック状態の混み
具合とのこと。こんなところにも消費税増税の影響があるとはちょっと意外でした。
空とぶキリン社の新刊もそろそろできるはずなのですが、こちらも増税の影響で遅れるかもしれませ
ん。困った増税です。
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ガーネット72号、詳細
ガーネット72号の詳細(目次)を作成しました。「ガーネット最新号」の欄に記していますのでご覧下さ
い。
今号の表紙の配色は失敗したとさきに書きましたが、いい色合いだと言ってくださる方もいて、へえそう
なのかなあと意外に思いつつ、表紙を眺め直したりしています。
この2日ほどで苦痛の確定申告も書き終えて、ホッと一息。
原稿の方は、びーぐるの作品を2つ書き終え、残りは「詩歌の植物」。書くネタがなく困っていましたが、
何とか思いつきました。これを書き終えたらやっと一段落といったところです。
昨日は春一番が吹いたとか。今日は雨。ひと雨ごとに春になっていくようです。
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北川朱実さん、詩歌文学館賞受賞!
北川朱実さんが去年出版された詩集『ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ』で詩歌文学館賞を受
賞されました。先日は、金堀則夫さんが『畦放(あはなち)』で日本詩人クラブ賞を受賞。よく知っている人
が続けて受賞し、うれしい限りです。
北川さん、おめでとう!
ガーネット最新号のあとがきに<全聾の作曲家>佐村河内守氏のことを書きました。その氏の記者会
見が今日ありました。ヒゲを剃り、サングラスも外し、長かった髪も短くなってまったく別人のよう。会見の
印象は、この期に及んでまだ嘘をつくのか、という感じでした。聴覚の診断結果は「聴覚障害なし」。それ
なのにまだ手話通訳を通して会見するとは…。
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ガーネット72号、発刊!
本日、予定通りガーネットの最新号ができあがってきました。
早速、用意していた封筒に詰めて発送しました。台湾在住の木敏次の分と合わせて177部。10日
(月)までには読者のお手元に届くと思います。
今回、詩は1つだけ。時間切れで2篇書くのは諦めました。ストックのある人がうらやましい。ガーネッ
ト・タイムはページ数の調整のため、400字ほどの短いものを書きました。内容はSTAP細胞のこと。今、
いろいろと疑惑めいた話が出ていますが、発表内容自体は正しいものであることを願っています。
表紙の色は薄い抹茶色(?)の下地にピンクの絵。思っていたほどピンクの色が映えず、今号はちょっ
と失敗したようです。
詳細については後日お知らせします。購読ご希望の方は「ガーネットの入手方法」の欄をご覧くださ
い。
今、バックには中島みゆきの歌が流れています。「大吟醸」というベストアルバム。みゆきはときどき聴
きたくなります。聴きたくなるときは、ちょっと心が弱っているときのような気がします。「ひと晩中 泣いて
泣いて泣いて…」なんてねえ。
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小動物シリーズ?
先月末締め切りの詩をやっと書き終えました。いろいろと考えあぐねた挙げ句、スッポンの詩になりまし
た。前回、他誌に書いたのがヒヨコの詩。小動物シリーズになってきたような…。
ガーネットの発送準備も完了しました。明日届いたら、その日のうちに発送するつもりです。こちらはレ
ンジの詩。お楽しみに!
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