カメラは鼻から、雪は空から
一昨年の食道癌術後の経過観察(半年に一度ほど)のため、今日、病院で内視鏡検査(胃カメラ)を受
けてきました。
今までは口からカメラを入れていましたが、今日は鼻から入れてもらえました。鼻からの方が苦しくない
という噂は聞いていましたが、実際やってみると、まさにその通り、口からよりも格段に楽でした。何より
も、チューブが喉の奥へ入っていく時のえずくような苦しみがないのが救いでした。
去年、初めて内視鏡検査を受けた家人は、鼻から入れてもらったのですが、痛くて泣きそうだったと言
っていました。鼻の穴の大きさによって違うのかなあと言うと、医者の技術の差だと家人は言います。と
すると、今日の先生はカメラの扱いがうまかったのかも。いずれにしても、こんなことならもっと早く鼻から
にしてもらっていたらよかったと思ったことでした。
病院から帰るお昼前から雪が降ってきました。大粒の牡丹雪。まだ強く降り続いています。この調子だ
と、先日の大雪の時よりも積もりそうです。
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豪雪
天気予報通り豪雪になりました。今(午前11時)もかすかに降り続いています。
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「ガーネット」の編集、奮闘中
目下、「ガーネット」次号(63号)の編集に集中しています。同人の原稿はそろったものの、自分の原稿
がいまだ仕上がらず、苦戦しています。先月、ちょっと怠けすぎたようです。きちんと締切を守る同人に申
し訳ない。何とか発行予定の3月1日に出せるようにと、目下奮闘中です。
次号から新しい同人が参加します。名前はまだ明かせませんが、新鮮な詩法を持った期待の新人で
す。乞う、ご期待。
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柳波賞と葉月ホールハウス
群馬県沼田市での柳波賞授賞式参列のため5日に上京し、今日の夕刻帰ってきました。上京した日は
松下育男さんの案内で、この欄の「不思議な縁」で書いた葉月ホールハウスへ行きました。広い公園の
脇にある、一見民家と見間違うような外観は、ホームページを見て抱いていたイメージとはかなり違って
いました。中に入ると、狭いけれども、グランドピアノを置いた瀟洒な空間があり、ああこんなところで松
下さんたちの詩のイベントが行われていたんだなと、ちょっとした感慨が湧きました。
応対をしてくださったオーナーの岩河悦子さんにも温かくもてなしていただき(ビールまで出していただ
き!)、昔、僕の曲を編曲してくださったお父様の話をあれこれと伺いました。途中で思潮社の藤井一乃
さんも加わり、2時間ほど雑談をした後、6時過ぎに辞去し、次の飲み会の場所へと向かいました。
神田の居酒屋に着くと既に岩佐なをさんと廿楽順治さんが来店していて、松下さんを含めた4人で飲み
ました。ここでは詩の話を中心に2時間ほど。このメンバーだと気兼ねすることなく、本音で話をすること
ができるので、いつも楽しく過ごすことができます。話した内容はほとんど忘れましたが、やはりいろんな
詩人たちの「品定め」が中心だったような…。
今、これを書きながら思い出しましたが、話の中で、「高階さんって顔が広いね」と言われました。たま
たま話題に出てきた人を何人か知っていたのでそう思われたようです。でも元来僕は人見知りをする質
なので、積極的に自分からいろんな場に出かけたり、人に会いに行ったりすることはほとんどありませ
ん。
今回、葉月ホールハウスの岩河さんに出会ったのも偶然の重なった結果です。この2年ほどの間にた
またま松下さんや谷川賢作さんに出会い、それが今回の葉月ホールハウスに繋がりました。もし二人の
どちらかと出会っていなければその繋がりはなかったし、谷川さんと出会ったのがもし2年以上前であれ
ば、その時はまだ葉月ホールハウスはこの世に存在していなかったので、やはり何の繋がりもないまま
過ぎていたはずです。
そう考えると縁の不思議さを感じざるを得ません。
人は、求めようが求めまいが、出会うべき人と、出会うべき時に、出会うようになっているのだと、思え
てきます。
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創作寿司と雨夜の品定め
今日は学生たちとの1年間の打ち上げという名目での飲み会でした。創作クラスのほぼ全員(8名)が
参加。場所は学生の見つけてきた珍しい創作寿司のお店。ホームページには、「アメリカL・A.に本店を
構えアメリカで発達した日本の食文化を逆輸入しました」と書かれていて、行く前は、アメリカの寿司って
どうなのかなと思っていましたが、食べてみるとこれが結構おいしくて、意外でした。しかも、飲み放題、コ
ース料理付きで一人1,500円! なんとまあ安いこと。クーポンを利用しているとはいえ、これで店は成
り立つのかなと思えるほどでした。近辺の方は一度行ってみる価値はあると思います。
その店で約2時間、ワイワイガヤガヤ、いろんな話をしました。授業中はおとなしい学生たちも、飲み会
の席ではよく舌が回ります(授業中もこんなに積極的に話してくれたらよかったんだけれど。笑)。話して
いて、学生たちが意外にいろんな本を読み、いろんなことに興味を持ち、いろんなことをよく知っているな
あと感心しました。
酔いが回ってくるにつれ、教師陣の批評も始まり、ひとしきりその話題で盛り上がっていました。あの先
生はどうのこうのと。みんなよく観察しています。その前に源氏物語の話も出たので、思わず「雨夜の品
定め」が思い浮かびました。僕も、いないところではこんなふうに品定めされているのかなあ、と思いなが
ら話を聞いていました。
1次会が終わり、学生たちはカラオケへと流れていき、僕は一人帰ってきました。今頃は僕の「品定め」
が行われているかもしれません。
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忘れ物
昨日、飲みに行った帰り、電車の中にマフラーを忘れてきました。車内が暑くて、つい外して膝の上に
置いたのが失敗の元でした。最寄りの駅に着き、立ち上がったとき、そのまま床に落ちてしまったようで
す。
マフラーを忘れるのはこれで2回目です。1回目はつい2週間ほど前。5年以上使っていて、今まで忘
れたことがないのに、続くときは続くものです。
思えば去年の今頃は義歯が立て続けに取れて、嘆いていたのを思い出します。同じことが続くというの
は、何か人智の及ばない力が働いているような気がします。理由はよく分からないけれど。
2週間ほど前に忘れたときは飲み会の店だったのですぐに取り戻すことができましたが、今回は電車
の中。ほとんど諦めつつ、JRの忘れ物係に電話をしました。
それから1時間ほど経った先ほど、意外にも「これですか?」という電話がかかってきました。マフラー
の詳細を話し、持ち主だということを納得してもらい、送ってもらえることになりました。やれやれ。
電話は最寄り駅から電車で1時間半ほど離れた福知山という駅からでした。忘れた後、そのまま最終
の駅までいってしまったようです。電話を切った後、マフラーのことを考えました。遠い見知らぬ駅まで行
って、ひとりぼっちで一晩を過ごしたマフラーのことを考えました。さぞ不安だったろうなと、何だか迷子に
なった我が子のように思えてきました。
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大阪大衆音楽祭−「チョコレート・パフェ」
30年ほど前、大阪大衆音楽祭という歌のコンテストがありました。公募制で、その第1回に自作自演の
歌を送ったところ、運よく入選しました。どれほどの応募があったのか分かりませんが、当日の音楽祭で
確か10曲ほどが発表されたように記憶しています。
入選した曲のタイトルは「チョコレート・パフェ」。1974年、22歳の時の作品です。
入選の知らせが主催者からあったとき、自分で歌われますかと聞かれ、それはできませんと断りまし
た。テープに入れて送った歌は、その前年に完成したばかりの自主製作レコード中の1曲で、確かに自
分で歌っているのですが、ギター、ベース、コーラスなどをひとりで行っているため、ライブで演奏できるは
ずもなかったからでした。その結果、当日は別のフォークバンドによる歌と演奏で発表されました。
1977年9月23日。会場は大阪のフェスティバル・ホールでした。こちらは客席から観ているだけなので気
が楽でしたが、それでもドキドキしながら舞台を観ていました。司会は浜村淳さん。出演関係者席に座っ
た僕の隣は、あの「およげ!たいやきくん」で一世を風靡した子門真人さんでした。挨拶程度の話を交わ
した記憶があります。
この音楽祭は、後で知ったことですが、プロ・アマを問わない公募だったようです。第1回のグランプリ
曲にはアマチュアのフォークデュオ「すいかずら」の歌が選ばれ、第2回のグランプリ曲には、今をときめ
くやしきたかじんさんの歌が選ばれています。
「きいちの音楽室」にこの歌をUPしましたのでお聴き下さい。
ピアノ演奏版、大阪大衆音楽祭版、それに自作自演版も収めています。自作自演版は歌も演奏もひど
く、恥ずかしい限りですが、それぞれの編曲の違いを楽しんでいただければと思い、敢えて収めることに
しました。
前回発表した「春の日」と比べると、曲の善し悪しは別にして、作曲を始めて7年が経ち、後半部で転調
するなど、作曲の技巧はそれなりに進化しているようです。
楽譜等は「作曲」欄に掲載していますので、よかったらそちらもご覧ください。
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「びーぐる」10号、刊行!
「びーぐる」10号が出ました。今号の特集は「心に残る詩歌」。46人の詩人た
ちの回答は実にさまざま。人によってこんなにも違うんだなと、取り上げられた
作品とコメントを読みながら思わせられました。今号はこの他に、10号記念座
談会や第1回「びーぐるの新人」の発表も行っています。「びーぐるの新人」は
森本ゆふさんと鶏間樫さんのお二人。びーぐるからさらに広い空へ羽ばたい
て行かれることを願っています。
拙作のフォトポエム(写真・四元康祐)、今回のタイトルは「マリアの肩」。女
の子の気持になって書きましたが、果たして成功したかどうか。松下育男さん
との共詩の6回目は「指の続く道」。今回はちょっと哀しい詩になりました。
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どうぞ御一読を!(入手方法は「情報」 欄をご覧下さい)
目次の詳細は山田兼士さんのホームページ(10号の目次)でご覧頂けます。
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春休み
昨日で大学の講義も終わり、春休みに入りました。4月半ばまでの長い春休み。週に1回だけの出講
なので、普通の勤めの人から見れば、年中休みみたいなものじゃないかと言われそうですが(まあ、その
通りなのですが)、それでも授業があるのとないのとでは気分的にだいぶん違います。ああ、しばらく休み
なのだなあと思えてきます。
大学は休みでも書く方の仕事は休みにはなりません。こちらはほぼ年中無休です。
今月末締切の詩がひとつに、ガーネットの諸々の原稿が目の前に控えています。また当分、詩に苦し
められそうです。
と、書いているところに、「びーぐる」の最新号が届きました。
こちらの紹介はまた明日にでもしたいと思います。
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心の病
4日ほど前からホッピーが精神的な不調に陥っています。きっかけはコッコとの喧嘩。いつもは遊びの
延長のようなもので、吠え合ったり、取っ組み合いをしたりしても、すぐにけろっと忘れてしまうのですが、
その時に何かの拍子でコッコに強く噛まれでもしたのか、それ以来、コッコのことをひどく怯えて、近づこ
うとはしません。コッコがそばに来るだけで、コタツの中にもぐって隠れたりします。今まで何度も喧嘩をし
ているけれど、こんなことは初めて。
心配になって、昨日は山の中の大きな公園へ連れて行って二人を遊ばせました。一緒に並んで走り、
楽しげに遊んでいたので、やれやれと思って帰ってきたのですが、家の中でコッコに一声吠えられたら、
元の木阿弥、また怯えが復活しました。
コッコの方も大好きなホッピー母ちゃんが遊んでくれないので、淋しくてしょぼんりとしています。
ホッピーはちょっと繊細過ぎるところがあり、心の病にかかったのかもしれません。TPSD(心的外傷後
ストレス障害)という病名が浮かびます。人間なら病院へ連れて行って治療を受けることができますが、
犬ではそんな治療をしてくれる病院があるのかどうか。
困ったことですが、しばらく様子を見るしかありません。ホッピー、早く元気になってね。
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ホッピー |
コッコ |
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