ガーネット・クロニクル
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VOL.38 (39号以下は「ガーネット最新号」のページをご覧下さい)
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(文中敬称略)
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前年までの5年間、詩誌「スフィンクス考」を続けてきた高階杞一が同誌終刊後、同人だった神尾和寿を誘い、
二人でスタート。
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タイトルは、高階の好きなマンガ家「もりまさゆき(森雅之)」 の同名作品に由来する。高階はこのタイトルに
「読む人の心に深く届くいい詩を書きたい」「既成の詩にとらわれず、さまざまな 実験を試みていきたい」との思
いを籠めていた。
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創刊号の企画は「同題異詩」。「柱」「穴」「健康」などの同一タイ トルで、同人二人が原稿用紙一枚程度の詩
を書くというもの。他に、ワープロを無茶苦茶に打っていって詩を作るという試み〈わしはワープロで自動記述を試
みた〉「雨」(高階)も掲載。
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高階「星に唄おう」 神尾「善悪超越男(ぜんあくちょうえつまん)」「はしごかけ」
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神尾の詩論「詩を読む」始まる。ここで神尾は大橋政人詩集『ノ ノヒロ』『昼あそび』を取り上げた。
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「今、私の関心事」第1回の執筆者:中本道代 福間健二 和田七平 杉山平一
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同人として嵯峨恵子と大橋政人が加わる。嵯峨は同人公募に応じての参加、大橋は高階よりの依頼に応じて
の参加であった。
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田中紀子「あなたのみ手が昼も夜も私のうえに重たかったから」
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この他に、「クリスマスおススメのこの一冊(アンケート)」など、かなり力をいれた特集となった。
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高階「星に唄おう2」 神尾「林に森に」 嵯峨「すれすれ」「なみなみ」 大橋「秋」「日録」
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神尾の「詩を読む」第2回は、福間健二の三冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:國峰照子 鈴木ユリイカ 鈴木東海子 天野忠
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特集「いい詩が読みたいッ!」を組む。同人による論考と、推薦詩。ここで高階は宮尾節子「くじらの日」を推薦
した。
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現在も「詩集から」として続いている高階の「詩誌・詩集から」始まる。
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高階「星に唄おう3」 神尾「チョコレート日誌」 嵯峨「すらす ら」「ゆらゆら」 大橋「洗濯」「五月」
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神尾「詩を読む」第3回は、萩原健次郎の三冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:安西均 荒川洋治 田代田 中上哲夫
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ワープロ入力作業に、南風桃子の協力をあおぐこととなった。
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ひるむことなく? 特集を組む。タイトルは「詩の体重」
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論考 福間健二「みんな軽くなっている」/國峰照子「落語・手前味噌」/安水稔和「星は星形ですか」
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高階 「詩の体重の計り方」/嵯峨 「虚数の重み」/神尾 「魂は50円」/大橋 「中上哲夫の場合」
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高階「星に唄おう4」 神尾「ふたつの夢U」 嵯峨「チリチリ」「私について」
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神尾「詩を読む」第4回は、奥野祐子の二冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:武田隆子 奈良暎子 高橋順子 中島悦子
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なお第3号の特集の中で高階が〈ある高等盲学校の生徒の作品〉 として引用した詩「地球の用事」が、まど・
みちお作品からの盗用であることが判明し、お詫びと訂正文を本号に掲載する。
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高階のお詫びの手紙に対し、まど氏からは「こういうことはもうしょっちゅうあって、老人の私はその子からラブ
レター貰ったみたいに喜んでいるのです」との鄭重なご返事があった。
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高階「星に唄おう5」 神尾「ふたつの夢X」 嵯峨「バイバイ」「さわさわ」 大橋「ハイゼンベルグの子猫たち」
ほか四篇 宮尾「ガガンの碑」「かぐや姫の開封」ほか五篇
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神尾「詩を読む」第5回は、甲田四郎の二冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:河津聖恵 中村不二夫 宗近真一郎 由木しげる
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高階「星に唄おう6」 神尾「ふたつの夢[」 嵯峨「花束」「髪の桜」ほか二篇 大橋「桜について」
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「今、私の関心事」執筆者:江嶋みおう 瀧克則 一色真理 舟山逸子
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論考 〈現代詩〉の問題点 :金原瑞人 中上哲夫 辻征夫
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作品 星野洋輝(俳句) まど・みちお(詩「チョウチョウ」) 高岸昇(絵) 森雅之(絵) 津吉ゆうこ(絵)
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高階「星に唄おう7」 神尾「ふたつの夢\」 嵯峨「おいしいお茶の時間」「砂漠のバラ」 大橋「バンザイ、バ
ンザイ」 宮尾「それでも君の前に立ち」「旅支度」ほか三篇
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神尾「詩を読む」第6回は、河津聖恵の二冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:辻本洋子(新聞記者) 西田佐和子(児童書編集者) 山本暎士(作曲家)
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高階「星に唄おう8」 神尾「ふたつの夢]T」 嵯峨「記念写真」「Tシャツの夏」
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大橋「冬の朝」「お昼の地震」 宮尾「ふじっ子の」「冬」ほか二篇
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高階「古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう―現代詩手帖10月号〈詩誌月評〉に寄せて」
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「今、私の関心事」執筆者:富沢智 麦朝夫 甲田四郎 川島完
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高階「タンスとダンス」「王様の午後」 神尾「ふたつの夢]V」 嵯峨「左側に気をつけろ」「鳥のもとにて春」
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大橋「南公園」「ムラサキハナナ」ほか一篇 宮尾「神様の失敗」「空地」ほか二篇 南風桃子「トワイライト」
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この1冊 高階「まど・みちお詩集『ぼくがここに』」
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神尾「詩を読む」第7回は、高階杞一の三冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:伊藤芳(現、芳博) 笠間由紀子 財部鳥子 山田今次
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編集協力の南風桃子が第一回けやきの詩大賞に入賞する。
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高階「痛い8月」「長い会議」 神尾「ふたつの夢]W」 嵯峨「紹興の朝 七時」「頭にスがはいる」ほか一篇
大橋「ネコの声に呼ばれて」ほか六篇 宮尾「水鳥」「天使の証明」ほか二篇
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大橋「世間知ラズでGOー―谷川俊太郎『世間知ラズ』を読む」
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神尾「詩を読む」第8回は、吉沢巴の三冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:中村ひろ美 野沢啓 中村えつこ 堀内統義
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この号を最後に宮尾が同人から退くこととなる。特集なし。
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高階「挟まれて」「階段の理由」 神尾「ふたつの夢]Y」 嵯峨「お墓まで」「墓場とカラス」ほか一篇
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大橋「なんとはなしに」「のけぞって」 宮尾「蜜の方位」「正午」ほか一篇
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「今、私の関心事」執筆者:田村奈津子 園子温 駒田克衛 高塚かず子
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久し振りの特集は「今、政治をどうみるか」 アンケート 依頼15名、回答者8名。
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阿賀隈/岩木誠一郎/大家正志/國中治/國峰照子/須永紀子/中川千春/平居謙
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高階「ホースの日」「時折の死体」 神尾「ふたつの夢][」 嵯峨「葉桜」「熱烈歓迎」
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神尾「詩を読む」第9回は、鈴木東海子の三冊の詩集について。
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「今、私の関心事」執筆者:藤富保男 村中秀雄 岬多可子 樋口えみこ
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阿瀧康が参加。神尾詩集『神聖である』を読んでいた阿瀧が、ワープロ打ち詩集『ネクタイ』を、それまで面識の
なかった神尾に贈ったことが縁となる。
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高階「指」 神尾「ふたつの夢]\」 嵯峨「男というものは」「男を殺す方法」ほか一篇
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大橋「人生のお客」「天然クーラー」 阿瀧「乾く」「犬・準備」
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エッセイ 嵯峨「母と娘の物語―『ジョイ・ラック・クラブ』」
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「今、私の関心事」執筆者:木坂涼 辻征夫 愛敬浩一 野村喜和夫
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鳥居の作品と藤富保男の論考「器としての本に命を捧げた男(鳥居昌三の思い出)」。
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高階「早く家へ帰りたい」 神尾「ふたつの夢]]T」 嵯峨「新人」「事件」ほか一篇
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大橋「用がある」「新隠居論」 阿瀧「クリス マス」「時間割」
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「今、私の関心事」執筆者:新藤涼子 高橋英司 朝倉勇 相沢正一郎
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高階「信号機の前で」 神尾「ふたつの夢]]V」 嵯峨「眠れる鉱脈」「通り過ぎてゆく人々」ほか一篇
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「今、私の関心事」執筆者:細見和之 薦田愛 尾崎与里子 松岡祥夫
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高階「川の字」「出口へ」 神尾「ふたつの夢]]W」 嵯峨「馬鹿になる権利」「他人のふんどし」ほか一篇
大橋「あたり前のこと」「死ぬときに」 阿瀧「快晴」「恋人」
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「今、私の関心事」執筆者:森雅之 阿賀猥 谷川俊太郎 八木幹夫
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高階『早く家(うち)へ帰りたい』刊(11月 偕成社)
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高階「クリスマス」 神尾「ふたつの夢25」 嵯峨「夢では」「それなりのこと」他一篇 大橋「自失」「いま見た夢」
阿瀧「歳末」「新年」
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海外便り 神尾「まいった、まいった日記(その2)」(ドイツ)
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エッセイ 嵯峨「ヴィヴィアンの復権|闇のミューズ」
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「今、私の関心事」執筆者:持田鋼一郎 倉阪鬼一郎 藤井貞和 黒田維理
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高階「御下世話役の祈り」 神尾「ふたつの夢26」 嵯峨「飛行訓練コース」「忘れ去られる者」
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海外便り 神尾「まいった、まいった日記(その3)」(ドイツ)
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「今、私の関心事」執筆者:支倉隆子 岩佐なを 小長谷清実 金井雄二
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高階「雨の中」「夜中」 神尾「その婦人との会話」「ヴェンツェル氏との会話」他一篇 嵯峨「警察に火事を通
報する」「誤算」他一篇 大橋「言葉というものの面白さについて」「反対」 阿瀧「手紙」「休日」
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論考 大橋「〈客観的時間〉と私の考える宗教|吉本隆明は宗教オン チなのかU」
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「今、私の関心事」執筆者:西原康子 柴田恭子 渋沢孝輔 瀬沼孝彰
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22人の詩人へのアンケートと、ガーネット同人の推薦する物故詩人の処女詩集からの一篇。
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秋野さち子・阿部恭久・新井豊美・荒川洋治・入沢康夫・粕谷 栄市・木坂涼・小長谷清実・正津勉・
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杉山平一・辻征夫・中本 道代・藤井貞和・藤富保男・森原智子・八木忠栄・八木幹夫・ガーネット同人
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高階「夜にいっぱいやってくる」 神尾「ロータス(蓮)」「シュヴェーベン(漂う)」 嵯峨「冬の朝顔」「日々はしづ
かに発酵し…」他一篇 大橋「横行」「垂直」 阿瀧「日録」
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「今、私の関心事」執筆者:田中勲 柴田千晶 貞久秀紀 みもとけいこ
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この特集号は発行部数を通常より多くしたが、見事に在庫がゼロ となった。
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高階「何かが道をやってくる」 神尾「日曜日」「ボウボウ」 嵯峨「衣食足りて」「コロネ」他一篇
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大橋「五月」「一人足りない」 阿瀧「恐竜のワッペン」「栽培」
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エッセイ 大橋「〈心〉はどこにあるのか|吉本隆明は宗教オンチなのかV」
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「今、私の関心事」執筆者:小柳玲子 望月通陽 村岡真澄 橡木弘
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高階「頭の根っこのどこか小さな広場」 神尾「歴史上の人物A」 嵯峨「お茶の入れ方」「山吹のなぎなた一
本」他一篇 大橋「お盆が過ぎた頃」「犬だけの理由」 阿瀧「仕事」「青空」
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エッセイ 嵯峨 CINEMA「子供たちの顔」 MUSIC「デイヴ・グルーシン トゥ・フォー・ザ・ロード」
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「今、私の関心事」執筆者:衣更着信 鈴木漠 城戸朱理 八木忠栄
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高階「遠くからまたあの音がする」 神尾「歴史上の人物 D」 嵯峨「お別れ会」「エレベーターの乗り方」他一
篇 大橋「戻りそうで戻らない」「名詞と動詞」 阿瀧「朝」「秋天」他一篇
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エッセイ 嵯峨 MUSIC「ピアソラに愛をこめて」
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「今、私の関心事」執筆者:須永紀子 宮野一世 片岡直子 阿蘇豊
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高階(共編著)「スポーツ詩集」刊(10月 花神社)
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高階「ひとりで遠くの方へ行く」 神尾「歴史上の人物 E」 嵯峨「青空」「置物」
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大橋「三月の空高く」「花学(U)」 阿瀧「新年」「二月」」
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「今、私の関心事」執筆者:三沢雅明 大園由美子 大家正志 岡田恵美子
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高階「後わずかな距離だった」 神尾「歴史上の人物 F」 嵯峨「けらちょ狩り」「単純な世界」他一篇
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エッセイ 大橋「吉本隆明は宗教オンチなのか(四) 親鸞なのか麻原彰晃なのか」
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「今、私の関心事」執筆者:本田信次 森原智子 長谷部奈美江 冨上芳秀
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高階「身がぶよぶよとあふれだす」 神尾「歴史上の人物 G」
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嵯峨「シネマのように」「おばあちゃんのところ」他一篇 大橋「ネコが行くU」 阿瀧「冬・エスキス」
エッセイ 嵯峨「死の完成 子供時代の終わり」
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「今、私の関心事」執筆者:三井葉子 阿部恭久 水野るり子 花田英三
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新詩誌「あにまる・ラヴ」創刊(9月)。創刊同人は片岡千春、笹野裕子、立野雅代、山村由紀、やまもとあつこ。
5名ともガーネット講読会員であった。
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高階「バスが春の真ん中を過ぎていく」 神尾「歴史上の人物 J」 嵯峨「着物姿の母」「ウインター・ゲスト」他
一篇 大橋(小詩集)「春・夏・秋・猫」 阿瀧「虫(春その1)」「桜(春その2)」他二篇
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「今、私の関心事」執筆者:佐藤篁之 上田鷲也 阿部日奈子 窪田般彌
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高階「タコをいっぱい食いたいな」 神尾「歴史上の人物 L」 嵯峨「サバイビング・ピカソ」「お茶の心得」他一
篇 大橋「観察」「カリフォルニア・ポピー」 阿瀧「秋」
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「今、私の関心事」執筆者:小池昌代 山田玲子 関富士子 宮地智子
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高階「ティッシュの鉄人」 神尾「歴史上の人物 O」 嵯峨「鳥葬」 大橋「秋の授業」「ダイコーン!」
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「今、私の関心事」執筆者:たなか柾等 伊藤美佐子 那珂太郎 田代芙美子
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高階「春の洗濯」「青い花」他一篇 神尾「歴史上の人物 Q」 嵯峨「男は女は」「エリザベス」他一篇
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大橋「揺れる」 阿瀧「春々」「ドライヴィング・ドッグの相談会」
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高階「『現代詩手帖』への公開質問状−どうして届かないんだろう?」
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CINEMA 嵯峨「詩人の予兆『ロルカ、暗殺の丘』を見て」
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「今、私の関心事」執筆者:粕谷栄市 荒川純子 栗原洋一 横木徳久
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高階が「空への質問」で第四回三越左千夫少年詩賞を受賞する。
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新世紀へむけてと銘打ち、27人の詩人へのアンケートと11人の詩人による論考で構成。十年間でもっとも厚い
一冊となった。
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金原瑞人 はたちよしこ 貞久秀紀 片岡直子 金井雄二 藤富保男 伊藤芳博 布村浩一 新井豊美
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秋山基夫 杉山平一 中村不二夫 荒川洋治 富沢智 伊名康子 長尾高弘 浜江順子 高木秋尾
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高橋昭行 大井康暢 山田兼士 坂輪綾子 ガーネット同人
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林浩平 宮野一世 阿賀猥 平居謙 森原智子 佐久間隆史 中原道夫 古賀博文 中島悦子 阿瀧 大橋
詩作品
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高階「愛の場所」「背中」 神尾「歴史上の人物 R」 嵯峨「母に関するすべての出来事」「ほんとうのジャクリ
ーヌ」他一篇 大橋「大きな花」 阿瀧「ア・ヴァイアダクト・イン・サマー(陸橋の人々)」
「今、私の関心事」執筆者:おーなり由子 多田道太郎 新川和江 中川千春
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9月23日、第1回「ガーネット祭」を大阪で開催。参加者28名。
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*詩作品 高階「冬の器具」「はたはた」 神尾「歴史上の人物 S」 嵯峨「すべて世は事も無し」「静かなる退
場」他一篇 大橋「アースライズ」「K氏の性教育」 阿瀧「ア・ルーズ・ルーズ・ボックス(今日は出勤します)」
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*詩作品 高階「おたべの力」「パンツの日」 神尾「歴史上の人物 T」 嵯峨「帰らざる日々」「橋上の女」他一
篇 大橋「噛むようにして」「花という本」他二篇 阿瀧「ア・ボート・ソングス・イン・スプリング(今回は、童謡です)」
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*7月7日 両国「江戸東京博物館」で開催された第4回「東京ポエケット」に、嵯峨と阿瀧が初参加する。
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*詩作品 高階「夜明け前」「蝿叩き」他一篇 神尾「歴史上の人物 U」 嵯峨「悠々といそげ」「恋は嵐の中で」
他一篇 大橋「明日が来ない」「チューリップ壊れた」 阿瀧「徒長枝・人事・喜雨」
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*本号より、本誌発行所名が「ガーネット・クラブ」から「空とぶキリン社」に変更となる。同社は、99年から高階が
始めた詩書出版活動の際に用いられる名称である。現在(06年夏)まで、6冊の詩集を刊行。「社」となっている
が、会社組織ではない。
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*9月23日 東京千駄ヶ谷の津田ホールにて第2回「ガーネット祭」を開催する。ミニ詩マーケット、藤富保男氏の
朗読、交流会など。参加者53名。
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*11月3日 第9回「詩マーケット」(於 大阪芸術大学)に高階、阿瀧が参加。
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*詩作品 高階「遊山」 神尾「歴史上の人物 W」 嵯峨「それらしき人」「青ざめた男」他一篇 大橋「骸骨」
「体の中」 阿瀧「事件・嘘です・波」
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*「第2回ガーネット祭」参加記/蟹澤奈穂 笹野裕子 海埜今日子 岩田晴幸 ヤリタミサコ やまもとあつこ
松田有子 足立和夫
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*12月1日 両国「江戸東京博物館」で開催された第5回「東京ポエケット」に、嵯峨と阿瀧が参加。
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*詩作品 高階「もしもの話」「春の足」他一篇 神尾「歴史上の人物 X」 嵯峨「和菓子の友」「大いなる誤算」
他一篇 大橋「月曜日の桜」「山之井
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*詩作品 高階「頭をかきむしりながら思いついたいくつかのこと」「あるいは夏の恋人」 神尾「歴史上の人物
Y」 嵯峨「みんなちがって」「酒の害について」他一篇 大橋「泣く」「食べる」 阿瀧「骨」
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*エッセイ 嵯峨「おじさんの思い出 愛すべき酔っぱらい渋沢孝輔のこと」
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*エッセイ 大橋「詩誌やら何やら読んだり読まなかったり」連載(不定期)開始。第一回は「まほろばポエトリース
テージ 清水哲男」「現代詩手帖五月号 谷川俊太郎」などについて。
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*書評 阿瀧「おそらくそれらのために、突発的に襲ってくる人間の悲しみ 辻征夫『ゴーシュの肖像』」
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*創刊時より本号まで製作を担当してきた印刷会社が、突然閉鎖となる。夏の間あらたな印刷所を探すべく、高
階が奔走。
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*詩作品 高階「雲」「昼」他一篇 神尾「歴史上の人物 Z」 嵯峨「もういいの」「鬼門」他一篇 大橋「柿」「私
の書斎」他一篇 阿瀧「船・煙・大阪」
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*大橋「詩誌やら何やら読んだり読まなかったり」 第二回は「第6回群馬詩人クラブ現代詩シンポジウム・内山
節(哲学者)」などについて。
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*今号から新印刷所の製作となる。雑誌のサイズがやや大きくなる。
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(39号以下は「ガーネット最新号」のページをご覧下さい)
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