高階杞一 ホームページ  TOP自己紹介日々のあれこれ情報既刊著書・その他の仕事作曲
  教科書・アンソロジー等ガーネット空とぶキリン社自作への付曲一覧散文反戦詩リンクお便り

空とぶキリン社の本

黒田ナオ詩集『蚊取り線香の匂い』


背中の辺りで
景山さんの声がして

自分は誰か、どこへ帰ればいいのか。
日々の暮らしの中でふとよぎる そんな不安を
幻想を織り交ぜながら描いた第4詩集。




[DATA]

発行日:2025年7月7日
収録編数:15編
表紙及扉装幀:浜野 史
総ページ:64
定価:1500円(税別)

「八月になると、太宰治がわたしのことを呼びに来る。
 死にたい死にたいと耳もとで囁きながらやって来る。
 汗くさい黴くさいにおいを漂わせてわたしを誘惑する。」
                 (「蚊取り線香の匂い」より)



■収録作品抄

1.夕暮れの音
2.雨の夜
3.宵町


トップへ
トップへ
戻る
戻る



黒田ナオ詩集『蚊取り線香の匂い』 作品抄
黒田ナオ詩集『蚊取り線香の匂い』 作品抄