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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2011年9月1日 木曜日

「おひさま」を巡る旅−安曇野
 29日から31日まで信州の安曇野に行ってきました。NHKの朝ドラ「おひさま」の舞台になっている場所 で、妻が一度も行ったことがないというので、今年の夏の旅行はここに決めました。自宅から車で約7時 間。ゆっくりと休みながら行ったので、それほど疲れることもなく着きました。
 泊まったのは「アンビエント安曇野」というホテルに併設されたワンコたちも泊まれるコテージです。携帯 も通じないような山の中にあるホテルですが、窓から北アルプスの山並みが一望できる抜群のロケーシ ョンです。ここを基点に、「アルプスあずみの公園」「大王わさび農場」など「おひさま」のロケ地を中心に 巡りました。
 ただ2日目の「大王わさび農場」の周辺を散策しているとき、ハプニングが起こりました。コッコの歩き 方が変だなと思い、よく見ると、右の前脚を上げたままにしています。足の裏には異常がないので、どう も捻挫でもしたようです。それから観光を中止し、ホテルへ戻って近くの動物病院を教えてもらい(近くと いっても山の中ですからかなり遠方です)、車で探し回ってやっとその動物病院を見つけて診察をしても らいました。骨折はなく、捻挫だろうという診断で、痛み止めと消炎の注射を打ってもらいました。それが 効いたのか、1時間ぐらい後にはもう普通に歩けるようになっていて、ホッとしました。
 そんな想定外のこともありましたが、3日間ともよく晴れて、安曇野の美しい風景を満喫できる旅になり ました。

泊まったコテージ 「あずみの公園」の外側に
広がる田園風景
烏川渓谷緑地
(水と緑に癒されました)
「おひさま」によく出てくる
水車小屋と道祖神
(どちらも番組用に作ったセット)
「大王わさび農場」の周囲
を流れる川
ゴムボートに乗って水上散策
番組用に作られた洋館
(裏は張りぼて)
ホテルの夕食
1日目は和風懐石
2日目はフレンチのフルコース
(おしかった!)
「アルプスほりがねの里」
脇に広がる蕎麦畑
(遠くに見えるのは中学校)
帰りの車の中で
コッコ
すっかり元気になりました


2011年8月28日 日曜日

去りゆく夏
 もう8月も終わり。例年ならまだ太陽がガンガン照りつけて、残暑の厳しい頃ですが、今年は中旬頃か ら曇りや雨の日が多く、何だかもう秋の長雨の季節に入ったような感じがします。
 この2日ほど、我が家の周辺では午後から激しい雷雨に見舞われています。雷が鳴り出すと、ホッピー はかわいそうなくらい怯えます。2階の僕の部屋にきて、パソコン台と椅子の間に入りこみ、縮こまってい ます。
 雷が鳴り出す前から怯え始めます。ホッピーには雷に対する予知能力(動物的本能?)があるようで す。それに引き換え、コッコはまったく平気です。雷がどんなに鳴ろうと、平然と寝そべっています。生ま れたときからずっと我が家にいるので(野良経験がないので)、天災に対する恐怖心がないのかもしれま せん。

 今日は久し振りに青空が見えています。猛暑はつらいけれど、もう少し太陽の照りつける日が続いてほ しいなと思いながら、去りゆく夏を惜しんでいます。


2011年8月25日 木曜日

懐かしのフォーク
 先日ふっと昔のフォークが聴きたくなり、古いカセットテープを聴いていたら、他にも次々と別の曲が聴 きたくなってきて、そこで好きな曲ばかり集めたオリジナルCDを作ることにしました。最近はパソコンがあ るので、こういうことも簡単にできます。あれもこれもと取り込んでいったら、ついに20曲にもなりました。 収めた曲は次の通り(グループサウンズ的なものも入っていますが)。

  1.若者たち ザ・ブロードサイド・フォー
  2.星に祈りを ザ・ブロードサイド・フォー
  3.いつまでもいつまでも ザ・サベージ
  4.この手のひらに愛を ザ・サベージ
  5.あなだだけに ジローズ
  6.この広い野原いっぱい 森山良子
  7.今日の日はさようなら 森山良子
  8.恋したら グリ−メン
  9.水色の街 三輪車
  10.今日も夢見る 万里村れいとザ・タイムセラーズ
  11.恋人もいないのに シモンズ
  12.ひとつぶの涙 シモンズ
  13.僕にさわらせておくれ ピンク・ピクルス
  14.白いサンゴ礁 ズー・ニー・ヴー
  15.想い出の渚 ザ・ワイルド・ワンズ
  16.海は恋してる ザ・ワイルド・ワンズ(原曲は、ザ・リガニーズ)
  17.ユア・ベイビー ザ・ワイルド・ワンズ
  18.二人だけの海 加山雄三
  19.ある日渚に 加山雄三
  20.岬めぐり 山本コータローとウイークエンド

 さてこのうち皆さんは何曲ぐらいご存知でしょうか? ほとんどが1960年代の曲なので、50代半ば以上 の人でないと半分も分からないのではないかと思いますが…。

 ところで、曲順は適当にしたのですが、こうしてタイトルを並べてみると、何となく詩らしく続いていること に気がつきました。「若者たち/星に祈りを/いつまでもいつまでも/この手のひらに愛を/あなだだけ に/この広い野原いっぱい/今日の日はさようなら/恋したら/水色の街/今日も夢見る/恋人もい ないのに…」。こういう偶然はおもしろいなあと。
 来週はこのCDをかけながら、夏の終わりのドライブに出かける予定です。


2011年8月20日 土曜日

「きいちの音楽室」−「おもいでの夏」
 「きいちの音楽室」に6曲目をUPしました。
 この歌も自主製作レコード『白い午後』の1曲で、楽譜には1976年8月作と記されています。
 この歌を作ったときのことは今でもよく覚えています。職場の同僚たちと若狭の海へ海水浴に行ったと きのこと、そこで女子高生たちと知り合いになりました。海辺の浅瀬で何か探している様子の彼女たち に、「何をしているの」と聞くと、「ウニを探している」との返事。そこで、「それじゃ一緒に探してあげる」と 水中に潜ったのはいいけれど、潜ってから、はて、ウニってどんな形をしていたんだっけと思い、浮き上 がり、「ウニって、こんな手のような形をしたやつだよね」と確認すると、「それはヒトデです」と笑われてし まいました。全くオマヌケな話です。そのあとウニは見つからず、僕はすごすごとひとり宿に戻っていきま した。
 その日の夕方、彼女たちは僕の宿まで訪ねてきてくれました。「採れました」と言って、籠に入った黒い ウニを見せてくれました。わざわざ見せに来てくれたことがとてもうれしく(彼女たちにしたらバカなお兄さ んに本物を見せてやろうと思っただけかもしれませんが)、何だか恋でもしたような気分になって、その日 の夜のうちにこの曲を作りました。
 24歳の、夏の日の思い出です。

 歌は相変わらず下手ですが、ギターだけでの編曲はけっこう気に入っています。
 またこの歌にはセリフが入っています。当時こうしたセリフ入りの歌が流行っていたので、それを真似し たようです。妻は「恥ずかしい」と言って嫌がっていますが、まあこれも若気の至りだと思って聴いていた だければ幸いです。その後はさわやかなピアノ版でお口直しを(笑)。

 楽譜・歌詞等は「作曲」欄に掲載していますので、そちらをご覧ください。


2011年8月17日 水曜日

映画を4本
 締切オーバーになってしまった詩を出し終え、ホッとしたところで、レンタル店で借りてきた映画を2日間 で4本、立て続けに観ました。僕の借りたのは「インビクタス」と「マイレージ、マイライフ」で、女房の借りた のが「ラブリーボーン」と「バーレスク」。僕の採点では「インビクタス」が優、「マイレージ、マイライフ」と「バ ーレスク」が良、「ラブリーボーン」が不可という結果でした。
 「インビクタス」は南アフリカ・マンデラ大統領の実話を元にした映画で、監督はクリント・イーストウッド。 イーストウッドにしては珍しく最後が明るく感動的になっていて、前作の「グラン・トリノ」には及ばないもの の、なかなかいい映画でした。
 「マイレージ、マイライフ」はマイレージを1000万マイルためることだけに生きがいを感じているリストラ 屋(?)の男を描いた映画で、コミカルなだけの映画かと思っていたら、最後はかなり淋しさの漂う終わり 方で、人生や男女の在り方についていろいろと考えさせられました。
 「バーレスク」はキャバレーのショーガールを描いたミュージカルで、ストーリーはありきたりですが、主 演のクリスティーナ・アギレラの歌と踊りに圧倒的な存在感がありました。元々歌手ですから歌がうまくて 当たり前ですが、99年に出したデビューアルバムが1400万枚のセールスというのは、驚きです。僕は全く 知らなかったけど、若い人なら知っているのかな?
 「ラブリーボーン」は全くのハズレ。ただ主役の女の子(シアーシャ・ローナン)のかわいらしさだけが救 いでした。
 これから次の締切まではまた映画と読書の日々になりそうです。


2011年8月14日 日曜日

詩、完成
 この2週間ほど苦しんでいた詩がやっとできました。某宗教紙に連載中の詩ですが、毎回テーマがあっ て、それだけでも悩むのですが、今回はその上に「震災からの復興」というテーマも重ねられていて、よけ いに悩みました。こうしたテーマの場合、往々にして類型的なものになってしまいます。「涙をぬぐってが んばろう」とか「君は一人だけじゃない」とか「夜明けを信じて立ち上ろう」とか…。歌ならともかく、これで は詩になりません。被災者でもない自分に今書けるとしたらどんな詩だろう、と考えつつ、締切から2日が 過ぎ、何とかできました。いい詩になったかどうかは別にして、類型からは多少とも免れた詩ができてホ ッとしています。

 それにしても、締切が近づいても書けないときは、自分にはもう詩が書けないんじゃないかと思ってしま います。もう20年ぐらい、そう思いながら書き続けています。


2011年8月7日 日曜日

スクーリング終了
 今日は通信教育部のスクーリングの日でした。朝10時から午後3時半まで3つの講義。いつもの「発見 と飛躍」を軸に、実作もまじえつつ5時間ほど話をしました。スクーリングの学生はほとんどが社会人で、 学ぼうとする態度も真剣なので、こちらもやりがいがあります。もちろん眠る学生など一人もいません。さ すが自主的に学ぼうとする人たちだと、毎度のことながら感心します。
 ところでこのスクーリング、講義はともかく、毎回早起きしなければならないのがつらいところです。授業 に間に合わせるためには6時に起き、7時半には家を出なければなりません。昨日も早く寝るために、11 時頃からお酒を飲み始めたのですが、なかなか眠たくならず、結局寝たのはいつもより1時間ほど早い2 時頃でした。睡眠時間は4時間。猛暑の中、ふらふらになりながら帰ってきました。


2011年8月5日 金曜日

映画と締切
 7月の半ば頃から時間に余裕ができたので、DVDに録画していた映画を順に観ていっています。この 半月ほどで観た映画は、「アトム」(ハリウッド版)「北極のナヌー」「ツォツイ」「ボルケーノ」「パヒューム」 「綴り方教室」「サマーウォーズ」の7作品。
 このうち合格点以上は「北極のナヌー」「ツォツイ」「パヒューム」「綴り方教室」の4つで、いい映画だと思 えたのは「パヒューム」と「綴り方教室」の2つ。
 「パヒューム」は18世紀のフランスを舞台にした香水調合師の話。独特の映像とストーリー展開で魅了さ れました。特にラスト近くの、何百人という男女が広場で突然セックスし始める映像は衝撃的でもありまし た。ただ最後はファンタジー的になってしまい、このような終わらせ方がいいのかどうか、ちょっと疑問に 思えました。観た人の意見を聞きたいところです。
 「綴り方教室」は昭和13年製作の邦画の古典。主演の高峰秀子さんは、僕などオバサンになってからの 姿しか知らなかったので、子供の頃はこんなに可愛かったのかと意外でした。明日食べるものもない暮 らし。雨が降ってドロドロになった道を歩いていく子供たちの姿を見ながら、自分の子供の頃もまだこんな 土の道だったなあと思い出したりしました。土の道が消えていくと共に、子供たちの遊び方も変化してい ったような…。

 映画に惚けつつ、次の締切が気になり始めました。あと1週間ほどで詩を1編。数日前から考えていま すが、まだ何も浮かんできません。またいつものように、ギリギリまで悩みそうです。


2011年8月1日 月曜日

2つ隣に福山雅治…
 歌手で俳優の福山雅治さんとひとり挿んで隣同士になりました。といっても、これは本の中での話。数 日前に送られてきたアンソロジー集の目次を見ていたら、僕の2つ左隣に福山雅治さんの詩(「道標」)が 載っていました。本のタイトルは『続・一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある』。普通の詩のアンソ ロジー集と違って、この本には歌手や芸能人の詩も数多く掲載されています。例えば、森山良子さん、さ くらももこさん、平原綾香さん、永六輔さん等。一般の人には取っつきにくい詩を、できるだけ多くの人に 読んでもらいたいという編集者(水内喜久雄)の思いがこうした人選に表れているように思えます。僕の 掲載詩は「水ぬるむ」。興味のある方はご購読を。
 ちなみに、2007年に出た正編『一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある』では、2つ左隣はビート たけしさんでした。
 今日から8月。今年も残り4ヶ月となりました。


2011年7月27日 水曜日

岩崎淳志詩集『だんご虫のゆめ』詳細
 岩崎淳志詩集『だんご虫のゆめ』の詳細を「空とぶキリン社」のページ内「だんご虫のゆめ」に作成しま した。作品も3編載せていますのでご覧ください。

 この詩集の書評が「朝日中学生ウイークリー」という中学生向けの新聞に載ることになりました。8月7 日号。こちらも、もし可能なら、ご覧頂ければ幸いです。

 昨日は大学の前期を終えて、一区切りと言うことで学生たちとの懇親会を行いました。山田兼士ゼミの 学生たちと半数以上が重なっているので、合同の飲み会としました。店は「鳥貴族」という名の焼き鳥チ ェーン店。飲み放題、食べ放題で3,000円弱という驚くべき安さで、値段の割には味も良く、料理について は申し分なかったのですが、店内がうるさすぎて(客の大半は若者)、すぐ目の前にいる人の声も聞き取 りにくいほどでした。そういうわけで、学生たちとゆっくりと話をすることはできませんでしたが、学生たち はそれなりに盛り上がっていました。若い時は周りの音など気にならないのかも。自分の若い時はどうだ ったかなあ……。あまりに昔のこと過ぎて、思い出せません。




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