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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2008年2月15日 金曜日

ガーネット ピアノ ガーネット
 目下、ガーネットの編集に追われています。いつもよりかなりページ数が増えそうで、その分、書いたり、ま とめたりすることが多く、日々頑張ってはいるのですが、なかなか前に進まず、苦しんでいます。
 机の上には、ここ半月ほどの間に送られてきた詩集や詩誌が山積みになっていて、床にもまだ十分に読 んでいない新聞が山積みに…。
 いただいた詩集や詩誌はいつも必ず目を通していますので、返事がなくてもお許し下さい。

 編集の合間には息抜きに、先日買い換えたピアノを弾いています。少しずつ指も動くようになってきまし た。今練習している曲はフォスターの「夢見る人」。メロディはシンプルなのに、指づかいはかなり難しく、こち らもガーネット同様難渋しています。でも弾いているときは楽しい。
 譜面を見てパッと弾ける人はどんな頭の構造をしているんだろう? 2段に別れた、オタマジャクシでいっ ぱいの楽譜を見ながら、時々不思議に思います。
 ピアノを弾ける人を、僕はただそれだけで尊敬します。


2008年2月10日 日曜日

続・大雪
 昨日は結局夕方の5時頃まで降り続き、ここに移ってきてからの6年間で一番の大雪となりました。積雪は 16cmぐらい。
 今朝はもう、道路の雪はかなり解けていました。これなら大丈夫と、昼から道端に置きっぱなしにしていた 車を取りに行きました。よその車に当てられたりしていないかと心配していましたが、無傷だったのでホッとし ました。雪景色は美しいけれど、どこへも出かけられなくなるのが困ります。

自宅の窓から撮った雪景色 雪の庭 雪に埋もれるコッコ


2008年2月9日 土曜日

大雪
 今日は大雪。雪が積もったのは今年になって4回目。でも今日がいちばんの降雪のような。外はまだ(午 後1時)降りしきっています。朝、車で買い物に出かけた妻は、帰り、急な坂を上れず、車を道端に置いて帰 ってきました。坂の途中には、脱輪した車が止まっていたそうな…。
 大雪になると、この高原は陸の孤島になってしまいます。食料はもつだろうか?(笑)

 仕事の方は目下ガーネットの編集に打ち込んでいます。今回は原稿が多いので、少々難渋しています。予 定通り発行できればいいのですが…。

雪の庭を見つめるホッピー 雪ふりしきる中で。コッコ ホッピーとコッコ


2008年2月5日 火曜日

びっくり授賞式
 2月3日(日)に柳波賞(童謡詩の賞)の授賞式が群馬県沼田市であり、今年も選考委員の代表として参列 し、スピーチをしてきました。
 「一般の部」「小中学生の部」合わせて1000編ほどの応募作の中から、柳波賞は去年に続き今年も「小 中学生の部」から選ばれました。
 ところで、今回の授賞式では驚いたことが二つありました。一つは姉妹で入賞された方がおられたこと(一 般の部)。選考の時は名前を伏せているので、もちろん姉妹であることなど分かりません。授賞式で初めて そのことを知り、びっくり。それ以上にびっくりしたのは、当人たちだったよう。何しろ同じ家に住んでいるの で、授賞を報せる電話があったときは、とても驚いたとおっしゃっていました。
 もう一つは、入賞者のお一人が我が家のご近所さんだったこと。これにはお互いにびっくり。こういうことっ てあるんですね。
 授賞式の当日、東京は大雪。これも驚いたことでした。泊まっていたホテルの窓から真っ白になった街を 見ていたら、イルカの「なごり雪」の一節が浮かんできました。

 柳波賞受賞者は小学3年生の女の子。次のような作品です。

          ガーちゃん
                          深代知香
ガーちゃんは
わたしがかっている
カメ
ガーちゃんは
手をかむ
ガーちゃんは
わたしの手を
えさだと思っているのかな
ガーちゃんはおもしろい
カメ
ガーちゃんは
くいしんぼう
たまに
おさんぽさせてあげる
歩くのが
はやい
てくてくてくてく
かわいいな


2008年1月31日 木曜日

回転焼きと人工衛星
 連載している毎日新聞のエッセイに、回転焼きのことを書きました。これは昔ガーネットに書いたものを地 元紙のエッセイ用に焼き直したもの。回転焼きは全国各地で呼称が違うという驚きを書いたものです。
 関西や九州では回転焼き。関東では今川焼き。全国的に通用しているのは大判焼き。その他各地でおも しろい呼称があります。地元の兵庫県では、「人工衛星」と呼ばれているところがあると知り、それはどこだ ろう? と書いたところ、読者からすぐに反応があり、神戸市湊川駅の近くにある店で売っているとの情報が 寄せられました。そして、わざわざその実物を送って下さった方もいて、これにはびっくりしつつ、ありがたく レンジでチンをして頂きました。
 人工衛星は、形は回転焼きというより三笠まんじゅう(どらやき)に近く(ひらべったい)、味は少し塩っぽ い、ひなびた感じのするものでした。
 掲載したエッセイを「散文」の欄に載せましたのでご覧下さい。

 今月末の締切で残っていた詩と評論を何とか書き終えました。後はガーネットの原稿。これから全力で書く ことにします。


2008年1月27日 日曜日

ピアノ
 年が明けてから、どういうわけだかピアノが弾きたくなってきて、リビングで飾りのようになっていたピアノを 弾き始めました。ほぼ10年ぶり。これだけ間があくと、指がまるで動かず、譜面を見ても、ヘ音記号のドが どこだったか考え込む始末。それでも昔弾いた曲を繰り返し弾いているうちに、何とか指も動くようになって きました。
 このピアノを買ったのはもう30年以上も昔。大学時代、アルバイトをして、その貯めたお金で買った中古 のピアノ。思い出も愛着もあるけれど、久し振りに弾くと、高音部で鳴らない音があったりする。10年以上調 律もしてこなかったから、それはそれなりに仕方のないことではあるけれど、叩いても鳴らない音があったり するとストレスを感じる。そこで思い切って買い換えることにした。
 注文してからほぼ10日ほど経ち、今日、そのピアノが届いた(右の写 真)。傷ひとつないその新しいピアノを見ていたら、欲しかったおもちゃを買 ってもらった子供のように、すごくうれしくなった。
 「詩でもピアノでも、ずっと続けていかなければ指が動かなくなる」
 先日、大学の最終講義でそんな話をしました。
 これは、自分への戒めともして。


2008年1月21日 月曜日

銀世界
 この冬初めて雪が積もりました。朝起きると、外はまさに銀世界。コッコにとっては初めての雪。どんな反 応をするか見ていたら、すぐに外へ飛びだして、雪の中を走り回っていました。ホッピーの時は、最初、部屋 の中から積もった雪を不思議そうに見ていたのですが…。 
 コッコは雪が大好きみたいです。散歩の時も、わざわざ雪のある方を選
んで歩いていました。

 仕事の方は、詩を何とか2つ完成させて送りました。今月末の締切は
後、詩1つとエッセイ1つ。ガーネット次号の締切も今月末で、のんびりと
雪を眺めている場合ではないのですが。
 大学の授業は明日で終わり。また長い春休みに入ります。
  雪の高原

雪の庭 コッコ、何を見ているの? 雪の中でじゃれあう
コッコ(左)とホッピー


2008年1月17日 木曜日

豊潤な孤独
 今朝起きたら、庭がうっすらと白くなっていました。初雪です。この地に移ってきてから、こんなに遅い初雪 は初めてです。しかも例年なら、数センチ積もるぐらいの雪になるですが…。やはり温暖化の影響でしょう か。今朝の雪は、1時間もしたらすっかり解けてしまいました。積もった雪に驚くコッコの顔が見たかったので すが、それはまた後日になりそうです。

 拙作を収録した新しいアンソロジー集が出ました。編者は空とぶキリン社から詩集を2冊出している山村 由紀さん。書名は『豊潤な孤独』。いいタイトルですね。草野心平や宮澤賢治といった近代詩人から現役の 若い詩人まで24編の詩が収録され、それぞれの作品解説もていねいに書かれています。
 拙作は「てこの原理」(『キリンの洗濯』)が収録されています。御一読を。


2008年1月11日 金曜日

報恩講
 今日は京都・西本願寺で行われている「報恩講(ほうおんこう)」(9日から16日まで)に行ってきました。同 寺の出版物に詩を連載している縁でお招きを受け、参列させていただきました。
 「報恩講」は、宗祖親鸞聖人の命日に合わせ、その徳をしのび、恩に報いるために営まれる法要で、年中 でもっとも大切な行事とのこと。8日間の期間中、全国から6万人もの信徒が訪れるそうです。
 重要文化財となっている本堂(阿弥陀堂)での法要の後、書院でおとき(お斎)を頂きました。おときは一般 には四十九日等命日の法要後に出される食事のことですが、本願寺ではこの報恩講の期間中だけ供され るとのこと。一汁三菜の精進料理で、ごま豆腐や白味噌の汁など、手をかけて作られた品々はどれもおいし く、心もおなかも満たされました。食事中、お酒の出てきたのにはちょっと驚きましたが。
 こういう機会でもなければ参加することのなかった行事に参加でき、とても貴重な体験ができた1日となり ました。

国宝の唐門
豊臣秀吉の築いた
伏見城の遺構とのこと。
書院でのお斎の模様。
中央に明かりが置かれただけの
薄暗い中で料理を頂く。
お斎の御膳
器も漆塗り(?)の立派な
ものでした。


2008年1月7日 月曜日

七草粥
 今日は七草粥の日。お餅ばかりを食べてきて、もたれた胃を癒すにはお粥が最適。昔の人はよく考えたも のだなあと感心します。我が家でも今朝は七草粥、のはずだったのですが、妻の「あっ、忘れてた!」の一 言で、朝食はいつものようにコーンフレークとスクランブルエッグに。朝のワイドショーで、お正月からコーン フレークやメロンパンを食べる家があると言っているのを聞いて、「そんなん信じられへんわ!」と憤っていた 妻なのに、あ〜あ(笑)。
 七草のセットは昨日のうちに買ってあるので、七草粥は夕食に食べることにしました。まさか、このことまで 忘れることはないと思うけど…。

 ガーネット同人嵯峨恵子の新詩集が出ました。タイトルは『悠々といそげ』。いかにも嵯峨らしいタイトルに 思えます。ガーネットに掲載された作品以外にも、長短さまざまな作品が収められています。御一読を。
 他に大橋政人も新詩集を準備中とのこと。今年は同人の出版ラッシュになりそうです。

 明日から大学の講義が始まる。今月は詩の締切が3つもあるし、ガーネットの締切もある。ぼちぼち正月 気分を抜いて、仕事モードに入らなければ。




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