詐欺?
先日、読売新聞に『雲の映る道』が紹介されました。先日といっても、もう10日ほど前の11月27日付
けの夕刊です。この記事のことをいち早く知らせてくれた方のメールに、「ずいぶん若い時の写真を使っ
たんですね」と書かれていました。こちらは新聞社に写真を送った覚えはないので、何のことか分からな
い。後日、届いた新聞を見たら、確かに若い顔写真が載っていました。これはH氏賞を受賞した頃に撮っ
た写真をそのまま使ったようです。これを見た知人からは、「詐欺やなあ」と笑われてしまいました。でも、
僕が自ら送ったものではないので、決して詐欺ではありません! これだけはご了解を。
この記事を山田兼士さんが「びーぐる」のホームページ(12月3日付)に紹介してくださっています。興
味のある方はそちらをご覧下さい。画像の右下に出てくるアイコンをクリックすると大きく表示されます。
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詩と生態学
昨日、講演のひとつが終わりました。大学のOBを対象に行ったもの。演題は「詩と生態学」。この演題
は、2年前の現代詩人会・西日本ゼミナールの講演でも使っていますが、内容的にはほぼ正反対。詩人
を対象にした後者では、生態学的な視点が詩を書く上にも重要だということを語り、昨日の「生態学」を
熟知した人達には、理系の分野においても感性を磨くことが重要だということを語りました。
どちらにしても、突き詰めれば、僕の持論である「発見と飛躍」が、何か未知のものに向かっていく上で
必要不可欠なものであるということを語ったつもりなのですが、うまく伝わったかどうか…。
「びーぐる」の仕事の方は目下大詰め。これが終わり、もう一つの講演が終わったら、やっと一息つけ
そうです。
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講演2つ
今日から師走。世間は年中で一番忙しい月ですが、こちらは先月と比べるとずいぶんと楽な月になりそ
うです。今のところ仕事は原稿が1つと講演が2つだけ。
講演はどちらも詩とは無縁の人を対象にしたもの。一つは出身大学のOBが対象で、もう一つは高校
生が対象。詩を書く人を対象にした講演は今まで何度もしており、話すネタもそれなりに在庫があるので
すが、今回はそうしたネタを使うわけにもいかず、どんなことを話そうかと、目下頭を悩ませています。
「びーぐる」の方は最後の追い込みに入ったところ。もう後一息です。
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何とか、完了
今月末締切の詩2つとエッセイ1つを先ほど何とか仕上げることができました。フー、疲れた〜。
今月はいったいどの位の原稿を書いたのだろうと数えたら、詩が4つに散文が7つ。これに「びーぐる」
2号・インタビュー記事のまとめなども入れたら、ほぼ2日に一度、何かを書き上げていた計算になりま
す。1ヶ月の間にこんなにたくさんの原稿を書いたのは、詩を書くようになってからたぶん初めてのことで
はないでしょうか。
散文の7つはともかく、詩の4つはかなり厳しいものがありました。
これで後はのんびり、と言いたいところですが、「びーぐる」の特集のまとめなどもあり、まだ当分はゆっ
くりとできそうにありません。トホホ…。
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ガーネット56号、詳細
ガーネット56号の詳細(目次)を作成しました。「ガーネット最新号」の欄に記していますので、ご覧下さ
い。
仕事の方は散文を1つを仕上げました。後は、散文1つと詩が2つ。月末の締切まで残り1週間。う ー
ん、問題は詩……。早く詩の頭に切り換えなければ。
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『雲の映る道』紹介記事、第2弾
『雲の映る道』の紹介記事が先日新たに2つの新聞に掲載されました。神戸新聞(書評:山田兼士氏)
と京都新聞(書評:河津聖恵氏)。どちらもうれしく拝読。
神戸新聞の方は執筆者の山田兼士さんがご自身のホームページ(「びーぐる」11/20(木)の欄)に掲載
されていますのでそちらをご覧頂ければ幸いです。
仕事の方は今日やっと3つの散文のうち1つを仕上げることができました。残り2つの散文はどちらも短
いものなので、それほど時間はかからないと思います。問題は2つの詩。月末の締切まで残り10日。う
ーん、すんなりとできてくれたらいいんだけれど…。
今日の午後、絵本作家のOさんから久し振りに電話があり、新詩集の中の表題作「雲の映る道」がとて
もよかったと言ってもらえて、ちょっとうれしい気分になりました。Oさんも子供の頃は、雲の映る田んぼの
道を通って小学校に通っていたそうです。田んぼって、子供の心に印象深く残るものなんだなあと、改め
て思ったことでした。
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ガーネット56号、完成!
昨日、予定通りガーネット56号ができあがってきました。即日発送しましたので、購読会員等の皆様に
は18日(火) までにお手元に届くかと思います。詳細については後日お知らせします。
今号からの新同人は、大阪市在住のやまもとあつこです。空とぶキリン社から2冊の詩集を出していま
す。他の同人ともどもよろしくお願いします。
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塩と新世界
新詩集『雲の映る道』への感想がたくさんの方から返ってきています。どの方もていねいに読んでくださ
り、作者としては有り難い限りです。感想の中で多くの方が自分の気に入った作品をいくつか挙げてくだ
さっていて、今のところ一番人気は、意外なことに(?)「新世界」です。そして次に「塩」(これも意外)。3
番手は、「電球」「夜とジャコと足」「春と骨」「春の港」などが拮抗して続いています。作者には予想外の順
位ですが、これはこれでおもしろいことに思えます。
新聞では今のところ、朝日新聞(大阪本社版・倉橋健一氏)、読売新聞(全国版・安藤元雄氏)、神戸新
聞(鈴木漠氏)などで紹介され、近々もう一度読売新聞と神戸新聞に紹介記事が出る予定です。
ネットでは、水野るり子さんが紹介してくださっています(10月29日付)。
皆さん、ありがとうございます。
仕事の方は今月末までに、詩が2つ、散文が3つ。他にも「びーぐる」関連のさまざまな作業があって、
当分はゆっくりとできそうもありません。ピアノの練習も休みがち。また腕が鈍りそう…。
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何かの間違い?
拙詩集『雲の映る道』が出てから1ヶ月ほどが経ちました。先日、そろそろネット書店にも出ているかな
と思って検索したところ、おもしろいものを発見しました。
それはネット書店大手「アマゾン」のページ。
何と、そこにはもう中古商品としてこの『雲の映る道』が出品されていたのでした。寄贈した人がもう売っ
たのだろうかと訝りながらそのページを開けると、さらに驚くことがありました。
何と、値段が18,000円! まだ発売されたばかりの本が、その定価の10倍以上で取り引きされる
なんて、普通そんなことはありえません。だって、在庫はまだいっぱいあって(たぶん)、どこの書店でも定
価の1,500円で買えるのですから。
これはきっと何かの間違いでしょう。2桁違い? だとしたら180円。これはこれで筆者としては悲しい
ことですが。
昨日テレビを見ていたら、島田紳助の「行列のできる法律相談所」(再放送)という番組にX−ジャパン
のヨシキという人が出ていて、その彼の直筆の楽譜がオークションにかけられていました。値段はどんど
ん競り上がり、最後は360万円で落札されました。
楽譜1枚が360万円。うーん、日本にはまだまだ裕福な人が多いのだなと思ったことでした。
僕は自分の本を寄贈するとき、頼まれでもしない限り自署などしません。だから自署入りで値段が吊り
上がったということも考えられません。まあ、僕の自署など値段の上がる値打ちもないものですが…。
ネットで検索した結果、ほとんどのネット書店に本書が出ていました。皆様には定価の1,500円でご
購入いただければ幸いです。
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「びーぐる」掲載、第2弾
「びーぐる」創刊号の紹介記事がまた新聞に掲載されました。読売新聞(10月31日朝刊)、朝日新聞
(11月6日夕刊)、赤旗新聞(10月28日)の3紙。
読売新聞は東京・大阪同時掲載とのこと。
朝日新聞は2度目の紹介(最初の記事は全国の社会面に載ったようです)。2度目の今回は文化面に
編集同人の顔写真入りでかなり詳しく紹介してくれました。顔写真はかなり恥ずかしいので、ここでの掲
載は遠慮したいと思います(笑)。
赤旗新聞は入手できなかったのですが、同人から次のような記事が載っていたと連絡がありました。
<季刊『びーぐる 詩の海へ』(澪標)が創刊された。同人(高階杞一氏ほか)による編集の商業詩誌であ
る。創刊号の柱は「詩の現在、そして未来」の特集。そのなかで、ハンガリーの詩人ジョージ・スツィルテ
ス氏の講演「靴としての詩ー詩に未来はあるか」が興味深かった。
詩の未来は保証されているが、詩人の未来は暗澹たるものだ、といい、その理由のはじめに「普通の人
が詩に興味を抱かないのは、詩が普通の人に興味を抱かないからだ」という言葉をあげていて、共感を
呼ぶ。そして「詩が齎す歓びは深く、複雑精妙が、確乎たるものです。何故なら私たちの生自体がそのよ
うな歓びに満ちているのですから」という詩や生を肯定した明快な思考にひかれた。>
それぞれ記事を書いてくださった方々に感謝。
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