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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2009年5月20日 水曜日

マスク
 新型インフルエンザの影響で、通っている大学が月曜から今週いっぱい休校となりました。この大学は 大阪でも南の果て(?)にあるので、まさか休校はないだろうと思っていただけにちょっと驚きました。つい にここまで来たかという感じです。
 そんな中、昨日は街中(梅田)まで飲みに行きました。電車の中ではマスクをしている人はほんの1割ほ どだったのが、梅田に着くと半分以上の人がしていました。マスク姿の人がぞろぞろと歩いている姿は か なり異様な光景に見えました。何か細菌を題材にした近未来の映画を観ているようでした。そういえば、エ ボラ出血熱が流行した頃、「アウトブレイク」という映画が公開されたことを思い出しました。
 このインフルエンザの影響でか、飲み屋はガラガラでした。ほとんど貸し切り状態で、こちらにとってはあ りがたいことでしたが、飲み屋の経営者にとっては痛手だろうなと思ったことでした。

 ここ2週間以上詩を考えていますが、まだできずにいます。うーん、困った。


2009年5月17日 日曜日

春にして君を離れ
 昨日は食道の再検査でした。腫瘍が良性か悪性かを調べるための検査です。前回より太いチューブを 口から入れられ、さらにヨウ素(ヨーチンのようなもの?)を食道の内側に吹き付けられて、嘔吐をもよおす ような苦しさでした。
 患部の組織を採取し、その判定結果が出るまでに2週間ほどかかるとのこと。
 結果が出る前に、今週もう一度CTスキャンの検査を受けます。これは万が一悪性だった場合に備えて の検査です。検査の連続でちょっとうんざりですが、これもまあ今まで不摂生を重ねてきた報いだと納得せ ざるを得ません。

 検査の後、医師から「今日の食事は軽めにしてください」との注意がありました。お酒は? と尋ねたら、 「今日はダメです!」と言下に否定されました。それで昨日は禁酒。ほぼ6年ぶり(前々回人間ドックの前の 晩以来)の休肝日となりました。
 夜は何もする気がせず、ノンアルコールビールを飲みつつ、アガサ・クリスティの小説「春にして君を離 れ」を読みながら、眠れぬ眠りにつきました。


2009年5月13日 水曜日

びーぐる編集同人の本
 びーぐる編集同人の本がこのところ立て続けに出ています。まず、山田兼士さんの新刊がこの1週間で2 冊。「フランス歌曲の珠玉」(春秋社)と「百年のフランス詩」(澪標)。前者は「ベルリオーズから現代作曲家 25人52曲」のフランス歌曲を解説した本の翻訳書。声楽家美山節子さんとの共訳書です。声楽家のため の専門書ですが、収められた詩だけでも十分楽しめるかと思います。後者は「詩学」に3年に渡って連載さ れたものを1冊にまとめたもの。対訳と解説があり、フランス詩への格好の入門書となってい ます。
 ドイツ思想が専門である細見和之さんの新刊もやはり専門書。タイトルは「ベンヤミン『言語一般および 人間の言語について』を読む」(岩波書店)。うーん、難しそう。
 海外の詩祭等で活躍する四元康祐さんの新刊は、去年の秋に出た翻訳詩集「キッド」(サイモン・アーミ テージ著・思潮社)。栩木伸明さんとの共訳。
 皆さん旺盛な仕事ぶりで、3年に一度詩集が出るか出ないかのこちらは本が送られてくる度にたじろぐば かりです。
 今までに書いたエッセイや詩論(的なもの)はかなりの数があり、いずれ本にできたらいいなと思っていま すが、さていつになることやら…。
 今日は夕日がきれいでした。


2009年5月9日 土曜日

結果報告
 昨日は病院へ人間ドックの検査結果を聞きにいってきました。結果はほぼ予想したとおりでした。高血圧 に脂肪肝、胃炎、それに食道の腫瘍。どれもアルコールの多量摂取に因るものです。毎晩5合から6合の お酒を1日も欠かさず飲んでいれば当然の結果のようにも思えますが…。
 病院ではとりあえず血圧を下げる薬と胃炎の薬をもらってきました。お酒や塩分を控えるようにとも言わ れ。食道の腫瘍の方は、もう一度胃カメラで検査をします。細胞の組織を取って、癌化しているかどう かを 調べます。良性であってくれたらいいのですが。
 そんなわけでここのところかなり酒量を減らしています。日本酒換算で2合くらい? 1週間に一度は休肝 日も作らなければならないのですが、これはかなり厳しい。まあ、徐々にということで。

 今月はかなり多くの締切があります。詩が4つに、ガーネットやびーぐるの諸々の原稿。1週間ほど前か ら詩を考えていますが、まったく何も浮かんできません。こんな時は酒でも飲んで、というわけにいかな い ところが目下の苦しいところです。


2009年5月7日 木曜日

血圧計
 人間ドックの検査で血圧が200を越えていたということを先日この欄で書きました。さすがに心配になり、 血圧計を購入しました。買った日(5日前)に測ってみると、172。病院での測定よりかなり下ですが、 それ でも高血圧であることに変わりありません。それから毎日測り、やっと160台前半にまで下がってきまし た。日本酒を蒸留酒(焼酎やウイスキー)に切り替え、量も少し減らした効果が出てきたのかと思っていま すが、さあどうでしょう。
 目標は130以下。さすがにここまでは一朝一夕には行かないでしょうが、
摂生(節酒、節煙)しつつ、気長にがんばっていきたいと思っています。
 明日は病院で人間ドックの結果報告があります。食道の腫瘍のこともある
し、ちょっと心配。
 ああ早く良くなって、お酒(日本酒)が飲みたい。これではダメ?


2009年5月5日 火曜日

こどもの日
 今日はこどもの日。我が家には子供がいないので実感が湧きませんが、近所には鯉のぼりを立ててい る家が結構あります。青い空に鯉のぼりが泳いでいるのを見るのは子供でなくても気持のよいもので す。
 鯉のぼりといえば、子供の頃に習った唱歌を思い出します。
 「甍の波と雲の波/重なる波の中空を/橘かおる朝風に/高く泳ぐや、鯉のぼり」(「鯉のぼり」)

 先日、大学の授業で三好達治の「甃のうへ」という詩を紹介したところ、「甍って何ですか?」と学生に質 問されました。近頃の小学校では「鯉のぼり」の歌を教えていないのでしょうか?

 ずいぶん昔、「こどもの日」という詩を同人誌に発表したことがあります。どの詩集にも収録していませ ん。ということは、自分でも出来が悪いと判断したからですが、ご愛敬までにここに転載します。ご笑覧 を。

     こどもの日

窓をあけると
よい天気
五月の空はこいのぼり あがって
くさも
きも
いきいきしてるし
ひとも
雲も 流れていくし
こんな日は
かしわもち ひとつ
頬ばって
遠い
こどもの日

おもう


2009年5月1日 金曜日

新緑 
 今日から5月。春はあっという間に過ぎ、もはや初夏。高原は新緑に包まれ、ツツジやエニシダ、ハナミ ズキやヤマボウシといった花が咲き、ワンコ達との散歩の道を楽しませてくれます。
 我が家の庭でも今ノースポールの白い花が真っ盛り。それと共に草もいっせいに伸びてきて、また草刈り をしなければならないかと思うとちょっとうんざりしますが。
 4月は締切もなく、部屋の片付けや書類の整理、読書といった事柄に時間を費やしました。5月は一転締 切の山(というほどでもありませんが)。そろそろ仕事モードに入らなければと思っています。
 お正月以来下痢が続いていたホッピーもやっと回復の兆しが見えてきました。コッコは相変わらず元気で す。体重もホッピー母ちゃんを追い越して、お尻のあたりはまるまるムチムチ。人間の女の子なら、まだま だ色気より食い気といった感じです。

庭のノースポール コッコ。草を見て舌なめずり? 下痢でスリムになったホッピー


2009年4月29日 水曜日

ウマとニンニクの絵本
 漫画家の森雅之さんから「ウマの絵本」という本が届きました。農文協(農山漁村文化協会)という社団法 人が発行している「そだててあそぼう」シリーズの1冊です。この本を眺めながら、前にも似たような本をも らったことがあるなあと考えていて、思い出しました。それは、僕の詩集『桃の花』の表紙を描いてくださっ た版画家・宇田川新聞さんから送られてきた同じシリーズの1冊「ニンニクの絵本」でした。
 このシリーズは現在85巻まで出ていて、本文は専門家の人が執筆し、挿し絵をさまざまな画家が担当し ています。「絵本」という名のとおり子供向けの本ですが、大人が読んでも十分に楽しめる内容となっていま す。ウマにもニンニクにもこんなに古い歴史があり、人間と密接に関わりながら今日に至っているのだと、 目からウロコのような驚きを読みながら感じます。
 それにしても、「ウマ」が森さんで、「ニンニク」が宇田川さんというのは、いかにも適役だと思え、編集者 の眼力に感心させられたりもしました。これが逆だとかなりへんてこな絵本になっていたような。それはそ れでまたおもしろい絵本になっていたかもしれませんが(笑)。

 今日からゴールデンウイーク。年中ゴールデンウイークのようなこちらには関係のない話ですが、混雑す る観光地の様子をテレビで見ながら、せめてもゴールデンウイークの気分を味わえたらと思っていま す。



2009年4月25日 土曜日

全裸にはならないけれど
 スマップの草g君が深夜の公園で全裸になって捕まったというニュースが今話題になっています。僕もミ ーハーのおばちゃんよろしくテレビのワイドショーで熱心にそのニュースを見ています。酔っぱらって全裸に なるというのは、よほど胸の内に鬱屈したものがあったのでしょうか。
 僕もかなりお酒は飲む方ですが、未だ屋外で全裸になったことはありません。ただ、お酒の上の失敗は これまでにいくつもあります。その際たるものが前歯を6本折ったこと。
 かなりお酒を飲んだ夜、駅から自転車で帰宅途中、気が付いたら道の真ん中で倒れていたのでした。そ の道は国道で、昼間なら車が途切れることなく走っている道。「大丈夫?」という誰かの声に目が覚めて、 初めて自分が倒れてることに気が付いたのでした。「大丈夫です」と応えると、声をかけてくれた車の主は そのまま去っていきました。今でもなぜ道の真ん中に倒れていたのか分かりませんが、ひょっとしたら道を 横断するとき、車と接触して倒れたのかもしれません。
 起きあがり、また自転車に乗ってよろよろと家へ帰っていきました。帰宅後、何気なく見た鏡の中には顔 中血まみれの自分の姿が映っていてびっくり。救急病院へタクシーで行き、前歯が6本も折れている事故 に遭ったのだと、その時初めて気が付いたのでした。

 先日、人間ドックを2年ぶりに受けました。その結果はちょっとショックなものでした。まず血圧が214とい う数値。これは高血圧の数値をはるかに越えています。前夜、検査前なのにかなり遅くまでお酒を飲んで いたせいかもしれません。
 さらに、食道に腫瘍があるとも言われました。精密検査のため、また胃カメラをしなければなりません。あ の苦しい検査をもう1回するのかと思うと憂鬱になってきます。
 今回の検査の後、お酒も煙草も多少控えるようにしています。
 人間、何か事が起こらないと、なかなか自制できないようですね。


2009年4月22日 水曜日

「びーぐる」3号、刊行!
 「びーぐる」3号が刊行されました。今号の特集は、四元康祐船長による
「海外現代詩」。ヨーロッパを中心とした現役詩人達の詩が多数掲載されて
います。
 拙作のフォトポエム(写真・四元康祐)今回のタイトルは「机の上の空缶と
絵筆とわたし」。その他、山田兼士さんの新連載「高階杞一を読む」も始まり
ました。詳細については山田兼士さんのホームページをご覧下さい。
 購読の申し込みは発行元の澪標(みおつくし)まで。
 メール miotsukushi@s9.dion.ne.jp TEL 06−6944−0869 
 定期購読の場合、年間購読料4,000円(送料込み)を澪標(郵便振替 
00970−3−72506)まで。通信欄に「びーぐる第○号より」とご記入くだ
さい。




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