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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2009年9月26日 土曜日

甘い言葉には気をつけよう
 1ヶ月ほど前、某出版社(聞いたこともない)から「S先生、ご在宅でしょうか?」という電話がかかってき た。留守だったので用件を聞くと、その出版社の出している「花○○○」(聞いたこともない)という雑誌に 詩の依頼をしたいということだった。Sというのは家人のペンネームである。一応詩集を1冊出したりもし ているが、商業誌から依頼が来るほど名前が売れているわけでもない。しかしまあめでたいことではある と、帰宅した家人に電話の旨を告げると、「また例のアレじゃない?」と半信半疑の様子だった。
 数日後、その出版社から電話がかかってきた。今度は家人が出た。終わった後内容を聞くと、やっぱり アレだった。「花○○○」という本は書店にも並んでいる本で、次号は正岡子規の特集に因んで詩歌を掲 載する。S先生への依頼は評論家の○○先生(聞いたこともない)の推薦によるという内容。そして最後 にお金の話。掲載料は8万円。こちらがもらえるお金ではなく払うお金の額である。もちろん家人は断っ た。
 こういう電話や郵便はたまに来る。たいてい、「先生の御作に感銘を受けまして」とか「推薦を受けまし て」というふうに相手の虚栄心をくすぐり、最後には「書店に並びますので」というのが決めゼリフになって いる。詐欺とまでは言えないかもしれないが、こういう甘い話には眉につばを付けて聞いた方がいい。ほ とんどが何かの名簿でも見て、機械的に電話なり郵送したりしているはずだから。大金を払ってでもその 雑誌に載りたい、書店に並びたいという人は別かもしれないが。今回の「花○○○」という雑誌では60人 の作品を載せるという。一人8万円として480万円。これだけでもかなり立派な雑誌が作れる。どんな豪 華な雑誌なんだろう?
 この話には後日談がある。
 昨日、僕にも同じ電話がかかってきた。名簿の順番が1ヶ月かけてサ行からタ行まで来たらしい。相手 が名乗ったとき、思わず、「ヤッター」と思った。これは楽しまない手はない。じっくりと話を聞いて、おもむ ろに、「ところで原稿料はいくらですか?」と聞いてみる。
 「いえ、掲載料として8万円を…」
 「こちらが書くのにどうして払わなければならないんですか?」
 などとつっこんでいる内に電話が切れた。もっと話したかったのに。


2009年9月25日 金曜日

それでも漢字ブーム?
 「名文・名句でおぼえる 小学校の漢字1006字」(ナツメ社)という本が送られてきました。詩歌をはじ め、小説や古典、格言などさまざまな作品を引用しつつ、その中に出てくる漢字を覚えようという作りにな っています。珍しいところではイチローの2000本安打を放ったときのコメントまで載っています。その隣 には石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」も。それらに混じって拙作の「準備」も引用されています。オ ールカラーで、イラストも多く、小学生への贈り物にはいいかもしれません。

 漢字といえば、今年の初め、漢字能力検定を主催する団体の理事長父子が背任罪で逮捕されて話題 になりました。それで受験者は少し減ったようですが、漢字ブームはまだ続いているようです。さまざまな 本が出て、テレビでも漢字をテーマにした番組が作られたりしています。なぜ今こんなに漢字がブームに なっているんだろう? パソコンやメールの普及で、漢字を忘れていくことへの危機感の反動でしょうか。 まあいずれにしても、変なブームよりよほどいいように思えます。


2009年9月22日 火曜日

ひるね物語
 森雅之さんの新しい本が出ました。タイトルは「ひるね物語」(カレンブックス)。いつものように男の子と 女の子を主人公にした心温まる(そしてちょっぴり切なくなる)掌編が収められています。本書では「昼寝」 と「夏休み」を題材にした漫画が集められ、「夏休みの昼寝の後の気分を思い出してもらえたらいいな あ、と思って作りました」とあとがきに記されています。
 御一読を!(御注文は森雅之公式ホームページより)

    夏休みの、昼寝のあとの
    ちょっと良い気持ち。
    何かうれしい夢を見たようだけど
    想い出せない。

    想い出せない夢を、
    なくした夢をさがして、
    散歩に出てみれば、
    町は夕焼け。
    
    なくした夢は見つからなかったけれど、
    もっとステキな夢を、
    今夜
    見ればいい。
                       (「昼寝物語」より)


2009年9月19日 土曜日

誕生日イブ
 明日は誕生日。一日早いけれど誕生日イブということで、今日は映画を観に行く予定でした。ところが 観たいと思っていた映画が昨日で終了。たった一日の差で観られなくなってしまいました。
 観ようと思っていたのは「HACHI」という映画。忠犬ハチ公の物語をハリウッドがリメイクした映画です。 映画としておもしろいかどうかは分からないけれど、主人公のハチ(秋田犬)がすごくかわいい。犬好きに とってはそれだけで惹きつけられてしまいます。
 映画がダメになったので予定を変更し、近所の大型ショッピングセンターで買い物をし、その後TUTAY Aで映画のDVDを3本借りてきました。買い物では家人に前から欲しかったカバンを買ってもらいました (感謝)。映画は今日と明日で観るつもり。大型液晶テレビも買ったことだし、取り敢えずそれで我慢で す。

 この1週間ほど悩んでいた詩がやっとできました。曲が付くことを意識してなかなか思うようなものがで きずに苦しみましたが、なんとか及第点が取れる作品に仕上がったのではないかと思っています。依頼 者の採点はまた別かもしれませんが。気に入ってもらえることを祈っています。


2009年9月16日 水曜日

ホッピー、帰宅
 避妊手術も無事終わり、ホッピーが帰宅しました。昨日、家人が迎えに行ったところ、すごい声をあげ て飛びついてきたとのこと。看護士さんの話では、「夜中も鳴き続け、爪から出血していたので治療した」 とのことでした。おそらくケージの外へ出ようとして、金具を激しくひっかいたのだと思います。たった一日 の外泊でも、不安でたまらなかったのでしょう。
 家に帰ってからも、まだ手術の痛みが残っているのか、ご飯も食べずに寝ていました。でも今日はだい ぶん元気になりました。散歩にもいつものように引っ張るぐらいにして歩き、ご飯もいっぱい食べました。 精神的にも落ち着いてきたようです。コッコも母ちゃんのそばで何だかうれしそうにしています。


2009年9月14日 月曜日

避妊手術
 今日はホッピーの避妊手術のために動物病院へ行きます。生理の後の想像妊娠(疑似妊娠)の兆候 が激しく、胸や局部を舐めたり噛んだりして、痛々しいくらいに赤く腫れ上がっています。今年の正月に体 調を崩して以来、ホルモンのバランスが崩れたのかもしれません。
 避妊という不自然なことはしたくなかったのですが、「避妊をした方が女の子特有のいろんな病気にも かかりにくくなる」という医師の言葉に、ホッピーの今後のことも考えて、手術を決意しました。手術自体 はそれほど大層なものではないようですが、安静のため今夜は病院にお泊まりになります。知らない家 に今までひとりで泊まったことなどないので、ずいぶんと不安だろうなと思うとちょっとかわいそうになりま す。でも仕方がありません。
 ホッピー、がんばるんだよ。

 明日から大学の授業が始まります。長い夏休みも終わりです。


2009年9月11日 金曜日

フォトポエム、完成
 「びーぐる」5号のフォトポエムがやっと完成しました。今回の写真はかなりファンタスティックなもので、 ファンタスティックにはほど遠い僕には難題でした。それでも何とか書き終えることができホッとしていま す。

 この後もう一つ詩が残っています。こちらは曲を付けることを前提とした詩です。今までたくさんの曲が 拙作に付けられていますが、最初から曲を付けることを前提とした詩の依頼は初めて。まあ歌謡曲では ないんだし普段通りに作ればいいわけですが、多少は曲が付くことを意識しつつ、どんな詩にしようかと 目下思案中です。


2009年9月7日 月曜日

「びーぐる」企画、完了!
 「びーぐる」次々号特集の企画作成が完了しました。先月24日の欄に、「この企画はかなり困難な内容 がひとつ含まれていて」と書きましたが、それが何とかクリアでき、やっと出航可能となりました。どんな内 容かはまだ明かせませんが、かなりおもしろい特集になると思います。乞うご期待!

 さて、その6号の前にまだ5号の原稿がひとつ残っています。フォト・ポエム。毎日頭をかきむしっていま すが、まだ何も浮かんできません。うーん、困った。


2009年9月4日 金曜日

逝く夏
 このところ葬儀への参列が続いています。1週間ほど前には友人のお母さんが亡くなり、昨日は親しく していた親戚のおばさんが亡くなりました。どちらも80代半ばで、寿命を全うしての逝去といえます。先月 始めのこの欄に「夏葬」という拙作を載せました。「暑い日にはよく人が死ぬ」というフレーズからその詩 は始まります。雨が多く、気温も低めだったこの夏ですが、それでも高齢者には暑さが堪えるようです。

 もう9月。目を上げれば、夏の葬列が空にひっそりと続いています。


2009年9月2日 水曜日

政権交代と旅行の中止
 真夏の総選挙が終わりました。結果は民主党の圧勝で、政権交代が現実に。事前の報道各社の予想 通りだったので、特別の驚きはありませんでした。むしろ驚きは、この事前予想の正確さの方でした。長 年のノウハウのたまものなのでしょうが、それにしてもここまで当たるとは驚きです。
 もう一ついつも不思議に思うのは、まだ開票が始まったばかりなのに、どうして「当確」が出るのだろうと いうこと。出口調査の結果らしいけれど、これも相当精度の高い調査なんでしょうね、きっと。ちなみに僕 は今まで出口調査に当たったことも見たこともありません。いったいどこでどんなふうに行われているん だろう? とにもかくにも新しい政権のスタート。少しでも暮らしがよくなることを祈りつつ、期待していま す。

 今日から毎年恒例の夏の旅行(今年は信州)に出る予定だったのですが、ある事情で中止せざるを得 なくなりました。ちょっと残念ですが、代わりにどこか近場でも日帰りで行けたらなあと思っています。

 「びーぐる」の原稿は散文4つがやっとできました。残りは詩(フォト・ポエム)1つ。これも1週間ほどでで きればいいのですが…。




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