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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2010年3月27日 土曜日

地上のメニュー
 ガーネット同人の神尾和寿の新詩集が出ました。タイトルは「地上のメニュー」(砂子屋書房)。ガーネット を中心に発表されたここ10年ぐらいの作品が収められています。これまでの神尾詩集は、第1詩集を除 き、どれもひとつのスタイルで連作されたもので編まれていましたが、今回の詩集はそれらから外れた作 品が収められていて、言わば落ち穂拾いとも言えるものになっています。落ち穂とは言っても、どれも黄金 のような光を放っています。神尾ワールドの魅力があふれた1冊。御一読を。

   「さかなのようにばか」とささやかれて
   ほっぺたをつねられて
   はじめて ふられたことに気がついた
   思い出
   そのまま家にも帰られず
   小石をにぎって古池の周りをぐるぐると回って
   それから
   映画館で 外国の戦争映画を見た
   休憩時間には小便もした
   思い出
   次の日の朝になっても 食欲はなく
   屋上にまで 昇って
   日光浴をしながら
   少しずつ黒くなっていった
   思い出
         (「さかなのようにばか」全)


2010年3月25日 木曜日

「詩誌時評」連載スタート
 この3日ほど、送って頂いた詩誌や詩集を読みつつ、お礼状を書いたりしてました。膨大な量なので、す べてに目を通し、感想を書くというのは時間的にとてもできません。それでもざっと、一通り目を通していま す。詩集については、ガーネットで毎号詩集の紹介をしているので(「詩集から」)、その時にもう一度念入り に読み返しています。というわけで、毎回簡単なお礼の一言しか書けず心苦しいのですが、貴重な著書を 送って頂いた方々にはご了解ください。
 ガーネットでは次号から「詩誌時評」の連載を始めることにしました。執筆は同人の廿楽順治です。こちら (廿楽)にも詩誌を送って頂ければ幸いです。


2010年3月21日 日曜日

春の嵐
 昨日はまさに春の嵐と呼ぶにふさわしいような強風でした。ワンコたちとの散歩の途中、上から何かがド サッと降ってきて驚かされました。飛んできた方を見ると、近くの屋根にたまっていた松の葉が束になって 落ちてきたようです。ホッピーは驚いて飛びすさりましたが、コッコは平気な顔で歩いていました(笑)。コッ コは剛胆? それとも鈍感?
 風は深夜まで吹き続き、家はガタガタと鳴って、ホッピーは眠れない夜を過ごしたかもしれません。

 1ヶ月ほど前に外付けのハードディスクを買って、昨日、やっとセッティングしました。バックアップ用には、 これまでネットのサーバー上に保存するシステムを利用していたのですが、容量が2GBしかなく、これでは とても全体を保存できないので、外付けのハードディスクに切り替えることにしました。今回購入したものは 容量が500GBもあり、しかもデータだけでなくアプリケーションやシステムまで保存でき、さらに自動的に 内容を更新してくれるという優れものです。ただ機能が多い分、設定がややこしく、使い方を理解するまで 丸1日かかってしまいました。でもこれでパソコンがいつ壊れても安心です。まあ、壊れないに越したことは ないですが。
 皆さんはバックアップはちゃんとされていますか? パソコンにもいつ春の嵐が吹き荒れるかわかりませ んよ。


2010年3月19日 金曜日

仕事、完了!
 最後の詩を書き上げて送りました。これで目前の仕事は完了。半年ほど続いていた原稿に追われる 日々から解放され、ホッと一息。当分(1ヶ月ほど?)はのんびりとできそうです。バンザーイ!
 といっても雑務はあれこれとたまっています。しばらくはその処理に時間を取られそうです。

 先日、このホームページのカウント数が7が5つ並ぶキリ番になりました。パチンコなら大当たりの数字で す。早速、「77777をゲットしたから何かください」と言ってきた知人がいます。メ−ルには証拠写真まで添 付されていました。本来なら記念に詩集の1冊でもあげるところですが、どうも不正を働いたようで(直前に 何回かクリックする)、「ダメだよー、不正をしたから(笑)」と返事をしました。でも、わざわざ写真まで送って きた努力に免じて、後日、何か送ってあげようかなと思っています。ちなみに彼はキリ番のゲットがこれで2 度目です。前回の「贈り物」に味をしめたようです。もう今回だけだよプレゼントは、O君!(笑)
 7のキリ番と言えば、先日、Yさんのホームページにも「ラッキー7」という見出しの日記があって、ちょっと びっくり。こちらは「びーぐる」7号についての話。今、あちこちでラッキー7流行り?


2010年3月17日 水曜日

後ひとつ
 苦しんでいた「びーぐる」のフォト・ポエムを何とか仕上げ、編集部に送りました。これで残りは後ひとつ。 児童向けの雑誌のための詩です。この2日ほど考えていますが、まだ何も浮かんできません。締切まであ と3日。こころの中を子供の頃に戻して、窓の外を眺めたりしています。
 いつもの散歩道では桜のつぼみが膨らんできました。今年の開花は例年より少し早そうな…。


2010年3月12日 金曜日

前歯がポロリ
 夕方、小腹が空いたので、手近にあったお菓子を食べていました。中に、バレンタインでもらったチョコレ ートもあったので、何気なくそれを口に入れ、噛んだ途端、ガリッと音がして、調べたら上の前歯が取れて いました。これは20年ほど前に酔っ払って自転車から落下した時に折った6本の内の3本で、3つの義歯 が一体になっています。
 前歯が3つも欠けると、顔がお爺さんのようになってしまいます。慌てふためくこちらをよそに、女房は横 で笑い転げています。
 これでは恥ずかしくて表に出られません。すぐにかかりつけの歯医者に電話をすると、ちょうど空いてい る時間があるとのことで、車を飛ばして駆けつけました。歯を詰め直すまで1ヶ月以上はかかるかなと案じ ていたところ、持って行った義歯をすぐに詰めてもらえました。不幸中の幸いにホッと胸をなでおろしたこと でした。
 それにしても、今年になってから義歯が取れるのはこれでもう3回目です。今年は何かが「取れる」年なの かなあ、と歯医者からの帰り道にふっと思ったりしました。

 仕事の方は、この1週間ほどで原稿(散文)を4つ仕上げました。残りは詩が2つ。これを仕上げたら、去 年の秋から続いていたバタバタもやっと一段落です。


2010年3月9日 火曜日

春の雪
 朝、目を覚ましたら、外は真っ白。この冬一番の雪になりました。
 満開になったサンシュユの枝にも雪が積もって…。
 これが最後の雪かなあと思っていたら、ふっと、イルカの「なごり雪」が頭の中に流れてきました。



2010年3月8日 月曜日

ガーネット60号の詳細
 60号は仕上がってきたその日(5日)に発送を終えました。購読会員を含めて150部ほど。昨日にはもう 東京在住の方から届いた旨の連絡がありました。メール便にしては早い!
 今号は表紙の配色が気になっていました。このところずっと白地だったので配色に気を遣う必要もなかっ たのですが、今回は久しぶりにバック(地)もカラーにしたので、文字や絵の色とのバランスがうまくいった かどうか気になっていました。毎回小さな色見本で2色を選ぶのですが、色見本を重ねて見ていた時と出 来上がってきた時とはかなり印象が違います。
 それで今回はどうだったかというと、ちょっと失敗したような気がします。明るい春の草むらのような感じを イメージしていたのですが、出来上がってきた表紙はかなり暗めになっていました。同人の池田さんは一目 見て「草もち」を思い浮かべたそうですが、僕は一目見て「抹茶」が浮かんできました。いずれにしても渋い 表紙になったようです。60号にふさわしい?
 今号の詳細(目次)をガーネット最新号の欄に載せましたので、そちらをご覧下さい。

 仕事の方は目下「びーぐる」の原稿に全力を注いでいます。散文3つとフォトポエム。散文の方は後3日 ほどで完了しそうですが、問題はフォトポエム。こちらは今回も苦しめられそうです。


2010年3月5日 金曜日

小倉遊亀展
 昨日、兵庫県立美術館で開催されていた小倉遊亀展を観てきました。小倉遊亀(おぐら・ゆき)の絵をま とめて観るのは初めてですが、とても感動しました。初期(大正後期)の作品から亡くなる直前(2000年) までの作品が百点あまり展示されていて、その画業を存分に堪能することができました。それにしても百五 歳まで絵筆を握り続け、しかも衰えを見せず、独自の世界を築き上げていることには驚嘆させられます。 ふっと、まど・みちおさんのことを思い起こしました。
 今回の展示作品中、もっとも好きな作品「径(こみち)」の前ではしばらく動けずに見入ってしまいました。 日常を描いているのに、非日常の世界へと心が誘われていくようでした。

  辛かった
  悲しかった
  苦しかった
  あの長い道中も今にしてみれば、
  それらのおかげで
  今の心の中にやすらぎが頂戴出来たように思います。
          (1965年「とうとう絵かきになってしまった」より)
「径」
 これを書いている途中にガーネットが届きました。これから発送作業にかかります。


2010年3月3日 水曜日

発送準備、完了
 ガーネットの発送準備が完了しました。後は5日に届く(はずの)本を封筒に詰めるだけです。即日送るつ もりですので、購読会員等の皆様には8日(月)までにはお手元に届くかと思います。
 ページ数は112ページ。2月17日のこの欄に、「今までの最高が50号の100ページ」と書きましたが、 それは間違いで、31号が104ページでした。いずれにしても過去最高のページ数です。厚さに比例して、 読み応えも充分であればいいのですが。

 同人の嵯峨恵子の新しい詩集が出ました。『定本 おかえり』(ふたば工房)。タイトルが示すように全くの 新刊ではなく、2000年に出た『おかえり』に、その後書かれた9編を加えたものです。長い闘病生活の末 亡くなられた母君への思いが、感傷に流れることなく、またときにはユーモアも交えつつ描かれています。 御一読を。

 仕事の方は目下「びーぐる」に集中しています。今回のフォト・ポエムも奇妙な写真で、どう書こうかと頭を 悩ませています。
 松下育男さんとの共詩の3作目も始まりました。今度はどんな展開になるのか、こちらはハラハラドキドキ しています。




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