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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2015年1月29日 木曜日

詩、ひとつ完了
 今月末締め切りの詩がひとつ、何とかできました。発表誌は一般の人も読むような雑誌なので、最近 書いているような変な詩やH系の詩は出せません。まともな(?)詩を書くのに苦労しました。
 今月末締め切りの詩はもうひとつ。あと3日しかなく、かなり苦しくなってきました。毎度のようにミューズ の降臨頼みになりそうです。

 先日また風船治療に行ってきました。1回治療してから3週間ほどでまた喉が詰まるようになってきま す。これでは一生治療を受けなければならないのではないかと先生に不安を訴えたところ、そんなことは ない、少しずつ間隔を開けるようにしていけば大丈夫と言われ、少し安堵しましたが。本当に大丈夫なの かなあと、まだ完全には不安をぬぐえないでいます。早く喉の詰まりを気にせず物を食べられるようにな ったらいいのですが。

 昨日、子犬(コッコの兄弟)をあげた女の子から最近の写真が送られてきました。とてもかわいがられ ているようで、うれしくなりました。ライチという名前です。空とぶキリン・ネット書店のブログ(とぶりん店長 日記)で他の兄弟たちの写真も含めて紹介していますので、興味のある方はご覧ください。


2015年1月25日 日曜日

編集完了−「空とぶキリン社」最新詩集
 「空とぶキリン社」の新しい詩集の編集が完了しました。3月上旬発行予定です。詳細はまた発行が近 づいた時点でお知らせします。著者24年ぶりの詩集で、膨大な作品の中から収録作品を選ぶ作業から 始め、編集にかかるまでが大変でしたが、何とか完了しホッと一息といったところです。
 自分の詩集のまとめもほぼ完了し、もう一度見直してから編集者に送ろうと思っています。こちらは5月 上旬の発行を目指しています。
 こうした作業が進む一方、今月末締め切りの詩ができないで苦しんでいます。1週間ほど前から考え出 したのですが、いつものようにまったく何も浮かんでこない状態が続いています。ミューズはまたぎりぎり まで降りてきてくれないのでしょうか。うーん、キビシイ。


2015年1月22日 木曜日

「びーぐる」刊行&温泉
  「びーぐる」26号が出ました。今号の特集は「詩とエロス」。論考、アンケート、新作詩の3本立てで、特 集担当の自分としては、手前味噌ながらかなりおもしろい特集になったのではないかと思っています。僕 は論考と新作詩で参加しています。論考のタイトルは「エロスの源泉−朔太郎と吉岡実を通して」。新作 詩のタイトルは「先生の花」。特集にふさわしい官能的な詩になったかどうか、読者の反応が気になると ころです。
 連載10回目となる「詩歌の植物」のタイトルは「ツバキは唾の木?」。今回は少々ややこしい国文法の 話なども交えて、ツバキの名前の由来などを考察しています。書いている内にどんどん長くなり、最終的 に10ページにも及ぶ長いエッセイになりました。途中のややこしいところは適当に飛ばして読んでいただ ければ幸いです。
 「びーぐる」の入手方法は「情報」欄に記しています。
 目次の詳細は山田兼士さんのホームページ(26号の目次)をご覧ください。

 今日は近くの有馬温泉にある「太閤の湯」へ行ってきました。ほぼ1年ぶりで、平日にも関わらず、駐車 場が満杯で驚きました。中国や欧米系の来館者も多く、これにも驚かされました。海外でも日本の温泉 がブームなのかな?
 何はともあれ、温泉にゆっくりとつかり、このところの忙しさで疲れていた身体もしばし癒されました。



2015年1月18日 日曜日

大学で全裸?
 今朝、テレビを観ていたら、大学の非常勤講師が大学構内で全裸になったというニュースをやっていて びっくり。なんでも付き合っている女子学生に、「わたしに信じてほしいなら、ここで裸になって」と強要さ れ、そのまま服を持ち去られたとのこと。彼女が感情的になると突発的な行動に出るため従ったという が、それにしても55才にもなる大人の男性が言われるがままに従うというのは、あまりにも軽率というし かない。谷崎潤一郎の「痴人の愛」をふっと思い出した。あれは屋内での二人だけの関係なので、別段 問題はないわけですが。
 屋外での全裸と言えば、70年代の初め頃、男女が全裸で街中を走り回るストリーキングという行為が 流行ったことを思い出します。大学の3年の時、インドへ1ヶ月ほど行っていた間に流行っていて、帰って きてそのニュースを知ったときにはたまげました。
 60年代から70年代初めにかけて、学生運動をはじめとして、さまざまな変わったことがブームになりま した。良くも悪くも若者がいちばん熱く活気にあふれていた時代だったように思えます。

 ここ数日、新しい詩集のまとめをしていて、収録作品は決まりました。目下、作品の並びや詩集のタイト ルに頭を悩ませています。3年ほどの間に書いた作品をまとめているのですが、いろんなタイプの作品が あり、1冊の詩集としてどう調和を取るか、難しいところです。


2015年1月15日 木曜日

行列のできる法律相談所
 先日、飲んで家に帰ってきたら、家人から、「行列のできる法律相談所にパパの知り合いが二人も出て た」と言われました。誰だか当ててと言うのですが、すぐには思いつきません。テレビのバラエティ番組に 出るような芸能人で知り合いって、誰だろう。思いつくのは近所に住むBOROさんと去年知り合った黒木 瞳さんぐらい。それで二人の名前を挙げると、黒木瞳さんは正解でした。もうひとりは昔詩を書いていて、 僕が一緒に飲んだこともある人とのこと。そんな知り合いいるかなあ。ますます分からなくなり、降参する と、答は小説家の辻仁成とのことでした。なるほど。お酒も一緒に飲んだことのある、知り合いと言えば 知り合いです。ただこれは20年以上も昔のこと。
 大阪市の中之島公会堂でイベント会社企画の朗読会が催され、そこに福間健二さんと辻仁成、それに 僕が出演したのでした。会が終わってから辻仁成の知人宅で明け方近くまで飲みました。このときのこと は今でもはっきりと覚えています。いろいろとおもしろいこともあったのですが、それはここには書けませ ん。一緒に飲んだのはこれ1回きり。それから数年後に彼は中山美穂と結婚し、フランスへ行ったのでし た。最近はそのミポリンとの離婚でまた話題になりましたが。今は日本でこんなバラエティ番組に出たりし てるんですねえ。歳々年々人同じからず、という故事が浮かんできます。

 こちらは目下、新しい詩集のまとめをしています。今月中にはまとめ終え、5月頃に刊行できればと思 っています。空とぶキリン社の次の詩集の編集も同時に進めています。今月末には詩の締め切りが2つ あり、ガーネットの原稿締め切りも今月末。
 この20年、同じようなことを繰り返し、こちらは年々歳々花相似たりといった状態です。これがいいのか どうか分かりませんが。


2015年1月12日 月曜日

おかあさんといっしょ
 去年の12月11日付のこの欄に、知人の森雅之さんとおーなり由子さんの関わった歌がNHK「みんなの うた」に同時に流れているという話を書きましたが、今月からNHK「おかあさんといっしょ」でもおーなりさ んの作詞・作画した歌が流れています。タイトルは「ゆきだるまのルー」。「みんなのうた」の「ゆきだるま かぞく」の続編とも言えるような歌です。小さな子供たちが一緒に歌うことを意識してか、より軽快で歌い やすいメロディになっています。歌だけならNHKの番組サイトで聴くことができます。5人のゆきだるま兄 弟の一番下「ちびすけルー」を主人公にした歌です。
 これを聴きながら、ふっと昔の子供番組「ブーフーウー」のことを思い出しました。これは3匹の子豚の 兄弟を主人公にした人形劇で、やはり一番下の弟(ウー)が主人公になっています。放送は1960年から 1967年。子供の頃よく見ていました。ネットで検索したら、ユーチューブに当時の放送がアップされていま した。なつかしい〜! 思わず見入ってしまいました。

 さらにここから発展して意外なことに気がつきました。
 おーなりさんの「ゆきだるまのルー」の歌詞の最後は「ときどき けんかもするけれど/やっぱり ルー は すてきなルー」となっています。この「ときどき けんかもするけれど」のフレーズを見た瞬間、全く別 のメロディが頭の中に流れてきました。これは何の歌だったんろう? しばらく考えていて、思い出しまし た。NHKのラジオ番組「ヤン坊ニン坊トン坊」でした。これも3人兄弟(白猿?)のお話。放送は1954年か ら1957年となっているので、リアルタイムで聴いていた記憶はないのですが、「なつかしのTV主題歌集」 というアルバムを持っていて、歌だけはよく知っています。こちらの歌詞は「ときどき喧嘩もするけれど/ ぼくたちやっぱり兄弟だ」となっています。これもユーチューブに当時の放送がアップされていました。
 「ブーフーウー」も「ヤン坊ニン坊トン坊」も設定はまったく同じ。どちらも飯沢匡さんの原作で、歌詞も書 いています。「ヤン坊ニン坊トン坊」が好評だったので、ラジオからテレビに時代が切り替わるとき、同じ 設定で「ブーフーウー」を作ったのではないかと思われます。さらにどちらも黒柳徹子さんが主人公(トン 坊・ウー)の声を担当しています。

 おーなりさんは僕より14歳下なので、「ブーフーウー」「ヤン坊ニン坊トン坊」も当然リアルタイムで見 た(聴いた)ことはないと思います。でも記憶の底にかすかにこの物語や歌があったのかもしれません。
 皆さんもよかったらこの3つの歌を聴き比べてみてください。

 訂正:12月11日付の日記に「おーなりさんとも20数年来の知人」と書きましたが、これは森さんとの勘違 い。おーなりさんとは2000年頃からの付き合いなので、知り合って15年ぐらいです。


2015年1月9日 金曜日

無事に退院
 昨年12月11日付の本欄に、「ごく親しい友人(詩人・男性)が肺がんの手術を今月中旬にします」と書き ました。無事に退院するまでは名前は伏せるようにしていたのですが、その彼から一昨日、「今日、退院 しました」という電話がありました。電話の主はガーネットの同人でもある神尾和寿さん。元気そうな声を 聞き、ホッと安心しました。
 12月16日に入院し、手術は2日後の18日。退院は予定より1週間ほど延びたとのことでした。
 肺がんと書きましたが、これは肝臓がんの書き間違いでした。まだ初期の段階なので、開腹手術では なく腹腔鏡手術で済むとのことでしたが、群馬大学病院で「腹腔鏡手術後8人死亡」というニュースが流 れて間もない頃だったので、大丈夫かなと心配しました。本人も「群馬大学病院……ではありません」と 冗談ぽくメールに書いていましたが、内心不安だったのではないかと思います。いずれにせよ手術が成 功し、無事に退院できてよかった。
 今年に入り、勤務先である大学が始まったので入院先の病院から講義に行っていたとのこと。これに はびっくり。何もそこまでしなくてもと言ったのですが、いろいろとやることがあり、なかなか休むことがで きないとのことでした。大学の先生は気楽な商売だと思っていましたが、最近はいろいろと厳しいようで す。
 全快したら祝いの飲み会でもしたいところですが、これはまだまだ先になりそうです。


2015年1月7日 水曜日

「びーぐる」編集会議
 昨日は「びーぐる」の編集会議がありました。梅田の居酒屋に山田、細見の3人が揃い、いつものよう に次号の校正をし、その後は次々号の特集の打ち合わせ。特集担当の四元康祐から出されていた案を 土台に、あれこれ意見を出し合って、ほぼ概要が固まりました。次号の「詩とエロス」から一転して、少々 骨太な特集となりそうです。
 雑談を交えつつ、2時間半ほどで終了。
 帰宅後はテレビのニュースを30分ほど見て、そのままコタツの中で1時間ほど寝てしまいました。短時 間の間に日本酒をかなり飲んだようです。帰りの電車の中でも寝ていて、一緒に乗っていた細見さんに 最寄り駅で起こされる始末。彼がいなかったら、そのまま遠いところまで行っていたかもしれません。帰り が一緒でよかった。

 今日は七草粥の日。暴飲暴食だった胃を七草粥で休めたいと思っています。


2015年1月3日 土曜日

雪のお正月
 あけましておめでとうございます。皆様にはよい新年を迎えられたことと思います。
 こちらは例年通り元日と2日は実家(大阪・茨木市)で過ごしました。出かける前、玄関に出ると猛吹 雪。庭や道にも雪が積もっていて驚きました。昼の散歩の時はよく晴れていたので、出かけるほんの2、 30分前に降り出したようです。
 雪のため、一般道も高速も大渋滞で、いつもなら40分ほどで着けるところが倍以上の時間がかかりま した。走っているときは吹雪で恐いぐらいでしたが、何とか無事に実家まで辿り着くことができました。
 昨日の帰りにはいつも行く神社(塩田八幡宮)に寄って初詣をしてきました。雪解け水で参道はどろど ろ。ワンコたちも靴も車もどろどろになりました(>.<)。どろどろの状態で本殿まで辿り着き、今年は健康で 過ごせますようにとお願いをしてきました。
 昨日の夜も降ったようで、庭も道もまだ雪が積もっています。積雪2センチほど。白い雪に包まれての お正月になりました。

庭の雪 あけましておめでとうわん


2014年12月31日 水曜日

1年の終わりに
 今年も今日で終わり。世界各地では相変わらず紛争が絶えず…、と去年の大晦日に書いています。今 年も同じような事が繰りかえされました。イスラム国など中東での紛争、ロシアのクリミア編入によるウク ライナとの紛争、中国の南シナ海などへの強引な進出による周辺国との紛争などなど。
 自然災害も多くありました。フィリピンやマレーシアなどでの台風や豪雨による大規模な被害。国内でも 広島での土砂災害を初めとして、各地で豪雨による被害が多発しました。御嶽山の噴火により多数の犠 牲者が出たこともまだ記憶に生々しく残っています。
 <全聾の作曲家>によるゴーストライター騒動、STAP細胞、号泣会見など世間を騒がせた情けない 出来事も多くありました。
 今年の漢字は「税」に決まりましたが、この1年を総括するにふさわしい1字であるとは思えず、発表さ れたときにはかなりの違和感がありました。水害の多い年だったので、自分なら「雨」や「水」としたかもし れません。

 私的にはどうだったかと振り返ってみると、あまりよい1年ではなかったように思えます。漢字1字で表 すなら、「病」。年の初めから病気続きでした。正月から風邪とインフルエンザで寝込み、その後は原因 不明の下痢に悩まされ、7月には食道癌と胃癌のダブルパンチでとどめを刺されたという感じです。その 後、現在もまだ喉が詰まるという後遺症に悩まされています。
 そんな中、今年出した新詩集『千鶴さんの脚』で丸山薫賞を受賞したというのは唯一喜ばしい出来事で した。
 講演は2つ。空とぶキリン社の詩集は去年と同様2冊を刊行。病気で苦しみつつも、例年通り仕事に追 われる忙しい1年でした。
 来年の目標は詩集を2冊、それに散文集を1冊出せたらいいなと思っています。さてどうなるか。

 今日は大掃除を午前中に終え、昼から大晦日恒例の日帰り温泉へ行ってきました。家から車で20分ほ どのところにある「ぽかぽか温泉」。まだ早い時間だったので比較的空いていて、ゆっくりと1年の疲れを 癒すことができました。この後はお酒を飲みつつ、紅白でも見ながら自宅で新年を迎えるつもりです。
 皆さまもどうぞよい年をお迎えください。




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