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空とぶキリン社の本

やまもとあつこ詩集『つきに うたって』

鏡の中の人は
別人になっていくのだろうか

認知症になった母との暮らし。その中で交わされる会話の数々。
  それらがそのまま詩になった。しかもすこぶる上質な詩に。
  おもしろくて、笑えて、やがてウルっとにじむ。




[DATA]

発行日:2019年6月1日
収録編数:41編
表紙及扉装幀:吉田尚令
総ページ:128
定価:1500円(税別)

「1月19日  午前2時31分  不在/ 2時39分  不在/ 2時44分  不在
   3時30分  不在/ 3時46分  不在/4時0分  不在
   4時11分  不在/4時26分  不在/
この不在の時間に、わたしは、母と、あの川岸を歩いていた。きっと。」
                                     (あとがきより)



■収録作品抄

1.いる いない
2.お花見
3.ハミングクイズ



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やまもとあつこ詩集『つきに うたって』作品抄
やまもとあつこ詩集『つきに うたって』作品抄