サプライズから始まって
昨日はガーネット関西支部(?)の飲み会でした。やまもとあつこ、神尾和寿夫妻(奥さんは詩人の池上
博子さん)、それにガーネット購読会員で詩人の浜田裕子さんの、合計5人。始まってすぐにサプライズ
がありました。最後にやってきた神尾和寿が、部屋に入るや、「お色直しをしてきます」と言って部屋を出
て行き、みんな呆然。お色直し? 着物にでも着替えてくるのかと思っていると、なんと、なでしこジャパン
のユニフォームを着て戻ってきたのでした。今日できあがってきたばかりの特注のユニフォームだそう
で、背番号4と選手の名前(誰だか忘れた)が書かれていて、彼は得々とそれをみんなに見せていまし
た。ガーネットの何号か前に、なでしこジャパンの長いエッセイを書いていたけれど、まだ熱は冷めてい
なかったようです。それにしてもここまでするか? とおかしくなりました。
そんなサプライズから始まった飲み会。いろんな話題で盛り上がりましたが、途中、2つほど偶然の一
致があって、それにも驚かされました。スイスのインターラーケン(ユングフラウの拠点都市)へ全員が行
ったことがあるということと、映画「空気人形」を全員が観ていたこと。こんなかけ離れた2つのことでの偶
然の一致はなかなかありません。すごいね、とみんなで驚き合ったことでした。
宴会は3時間ほどでお開きにして、その後、神尾夫妻を見送ってから、残り3人でカラオケへ行きまし
た。僕は最近知ったばかりの「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」を歌おうと思ったのです
が、曲が入ってなかったので、AKB48の「カチューシャ」を歌いました。なかなかいい曲です。これって、
サビの部分がチャイコフスキーの「花のワルツ」にそっくりなんだけど、みなさん、知ってました?
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無事終了
母の再手術は先日の日曜日(4月15日)にあり、無事に終了しました。
前回は7時間半ぐらいの大手術でしたが、今回は2時間半ほどで終了。終わってから面会に行くと、今
回はもう麻酔も切れていて、話をすることができました。
執刀医の話では、菌はそれほど広がっておらず、骨も上の方を削るだけで済んだとのこと。また、菌も
タチの悪いものではなく、抗生剤で対処できるとのことで、少しホッとしました。
後は菌が順調に減っていき、快復するのを待つばかりですが、退院までには1ヶ月以上かかりそうで
す。まあ、今回は慌てずに、病院でゆっくりと養生してもらいたいと思っています。
大学の方は10日から始まりました。今年は元気な学生が多く、今のところ(?)こちらも楽しく授業がで
きています。そのうち、寝たりする学生も出てくるのかな?
「びーぐる」創刊号から連載の、細見和之・山田兼士両氏による「対論・この詩集を読め」が1冊の本に
なりました。さまざまな角度から詩が読み解かれ、現在詩の魅力を伝えると共に、現在詩の抱えている
問題点を浮き彫りにするものともなっています。全部で14冊の詩集が取り上げられ、拙著『雲の映る道』
も取り上げられています。発行は澪標。御一読を。
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ガーネット66号、詳細
ずいぶんと遅くなってしまいましたが、ガーネット66号の詳細(目次)を作成しました。
「ガーネット最新号」の欄に記していますのでご覧下さい。
我が家の周囲では桜(ソメイヨシノ)がやっと5分咲きほどになりました。ワンコたちの散歩コースには桜
の並木があって、これから1週間ほど花が楽しめそうです。ワンコたちは桜など興味なさそうに、下の草
の匂いばかり嗅いでいますが。
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再入院、再手術
先月の24日に手術をした後、順調に回復し、先週の金曜日(4月6日)に退院した母ですが、家に帰っ
た日から熱が上がりだし、今週の月曜に病院へ連れて行くと、感染症と診断され、そのまま入院となって
しまいました。手術中に菌が入りこみ、それで感染したようです。退院の日まで菌が潜伏していたとのこと
ですが、もう一日早く発症していれば、退院せず、病院で処置も早くできたのにと、菌に恨みの一つも言
いたくなります。
今週末には再手術をすることになりました。最初の手術ほど大がかりなものではないようですが、それ
でもまた胸を切開して、菌に冒された骨を削ったりするとのことなので、心配です。削られて細くなった骨
は、簡単に折れたりすることはないんだろうか? 高齢者でも骨は再生するんだろうか? いろいろと考
えてしまいます。
何はともあれ、今回の入院は、菌との戦いなので少々長引きそうです。
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家に帰ると妻が
必ず死んだふりをしています。といっても、これは我が家の話ではありません。先日、ユーチューブであ
る曲を検索していたら、偶然この「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」という奇妙なタイトルの
曲に出くわしたのでした。おもしろそうと思って聴いてみたら、これがなかなかいい曲でした。
ドアを開けたら妻が倒れてる
背中に突き刺さる包丁
床は血まみれ
知らない人が見たら気絶するかもしれない
僕が落ち着いて
「今日のは掃除が大変そうだ」
と笑うと
妻はうつ伏せのまま満足そうに
クククと笑ってた
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
明日はどんな死に方しているのか
予想すらできない
と言うようなかなり不条理な歌詞ですが、最後まで聴くと、結婚後仕事が忙しくなり、妻のことを顧みなく
なった夫の悔いる気持が切なく伝わってきます。ヘタな現代詩よりよほどいい詩だと思えてきます。
歌っているのは初音ミク。といっても実在の歌手ではなく、ユーチューブ上ではよく知られている音声ソ
フトのキャラクター名です。興味のある方は一度聴いてみてください。
YouTube「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
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春の分かれ
先日、朝日新聞東京本社版に掲載された「春の分かれ」について書いたところ、関東圏外の方から読
みたいとの要望がありましたので、ここに転載することにしました。御一読いただければ幸いです。
春の分かれ
それから
誰にも聞こえないように
さようなら と言って
出ていきました
肩にはまだ昨日の鳥がいて
きれいな声で歌っていましたが
戻りたくなったら困るので
道端の男の子にあげました
缶をけって
ポストに手紙をいれて
橋をわたり
そして
約束の場所に着くと
次の人がいて
あとはもう吸われて消えていくだけになりました
たのしかったこと
つらかったこと
思い出は足が長いので
きちんと折りたたまれて
吸われていきます
下では
次の人がもう歩きはじめています
新しい服を着て
新しい鳥を
肩にちょこんと乗せて
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東京ではもう桜が満開のようですが、こちらではまだ蕾です。寒い日が続いていて、この調子だと開花
まであと1週間はかかりそうです。山の上とはいえ、「次の人」はどこに寄り道しているのでしょうか。
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屋根からトタンが……
今日は台風のようなすごい風でした。午後3時頃、何か大きな音がしたなと思ったら、庭に大きなトタン
板が落ちていました。うちの屋根はこんなトタンは使っていないし、隣の屋根から落ちてきたのだろうかと
思って表に出ると、道路にも数枚のトタンが落ちていました。ちょうど向かいのおじさんがそれを拾ってい
るときで、どうもその家の屋根から落ちてきたものらしいので(それにしても、道路をはさんで、我が家に
まで飛んでくるのだろうかと疑問に思いつつ)、我が家に落ちていたトタンも渡したのですが……。
後でそのおじさんが調べた結果、我が家の屋根から落ちてきたものだと判明しました。長い梯子を借り
て、高さ8mほどもある屋根に登って(恐かったあ)確認したら、スレート葺きの屋根のてっぺんを押さえて
いたトタン板が外れたようでした。
10年間住んでいて、台風にも何度もあってきたのに、こんなことは初めて。それほど強い風だったよう
です。夜のニュースを見ていたら、全国各地でさまざまな被害やトラブルが生じている様子。
みなさんのお宅は大丈夫だったでしょうか?
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トップ画面を更新
トップから入られた方は気づかれたと思いますが、トップ画面の写真を更新しました。開設以来、元々
ソフトに入っていた写真を使っていたのですが、アクセスが10万を突破したことでもあるので、心機一
転、写真を替えてみることにしました。
これまでの写真は机の上に丸メガネとパイプが置かれていました。それを見た人から、最初の頃、高
階さんはメガネを掛けているのですかとか、パイプを吸うのですかとかよく聞かれました。どちらも当たっ
ていません。メガネは掛けていないし、タバコは吸うけれどパイプは吸ったことがありません。そういう誤
解を招かないためにも、自前の写真を使うことにしました。
この写真は2年前、信州の美ヶ原に行ったときに撮ったものです。広い牧草地に牛が点々としていま
す。空も広くて、自分の詩にも合うようで気に入っています。急に写真が変わって、訪れた方には違和感
があるかもしれませんが、しばらくはこれでいってみたいと思っています。
今日から4月。昨日は春の嵐のような強い風が吹き、寒い一日でした。今日もまだ寒さは続いていま
す。なかなか春のぽかぽか陽気にはなってくれません。春はどこでひと休みしているのでしょうか。
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100,000突破!
数日前にこのホームページのアクセスカウントが10万を突破しました。慌ただしくしているうちにその瞬
間は過ぎていき、気がついたら13ほど越えていました。別に10万を突破したからと言って、今時たいした
ことではありませんが、ここまでよくもったなと思うと、それなりに感慨深いものがあります。開設してから
丸9年。これまで訪れてくださった方々に感謝です。
ところで、このキリ番を引いた人は誰だろう? 記念に自著の1冊でも進呈したいなと思うけれど、今更
言っても遅いか?
仕事も一区切りつき、母の見舞いに病院へ行く以外はのんびりと過ごしています。再来週からは大学
の授業が始まります。それまではゆっくりと春休みです。
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仕事、完了!
昨日、フォトポエムの原稿をびーぐる編集部に送り、これで2月の始めから続いていた仕事は全て完
了。やれやれ。しばらくはゆっくりとできそうです。
母の方は、手術から3日経ち、順調に快復してきています。あんなに大手術だったのに、昨日からリハ
ビリで歩く練習を始め、今日はもう集中治療室から一般病棟に移りました。点滴もとれ、普通に話もして
います。最近の医学の進歩には驚くばかりです。
何はともあれ、一安心といったところです。
昨日は寒くて、ときおり吹雪いていたのに、今日はとてもいい天気。暖かくて、昼間はコートを着ている
と暑いぐらいでした。ようやく本格的な春になりそうです。
今日の朝日新聞東京本社版夕刊に拙作(詩)が載る予定です。関東の方はよかったらご覧ください。タ
イトルは「春の分かれ」です。
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