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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2013年1月11日 金曜日

日本の作曲家2013
 また拙作に曲が付けられ、コンサートで発表されることになりました。
 コンサート名は「日本の作曲家2013」。第1夜から第3夜まであり、拙作が演奏されるのは第3夜の 「ヴォクスマーナ 西川竜太コンサート」と題したプログラム。6人の作曲家の作品が演奏され、そのうち 鈴木理恵子さんが拙作に曲を付けてくださっています。組曲名は「2つのたんぽぽ−12の声による声楽 アンサンブルのための」で、川崎洋さんの詩2曲(「音」「たんぽぽ」)と拙作3曲(「夏は夜」「ぷかぷか」「た んぽぽ」)の計5曲から成っています。「夏は夜」と「ぷかぷか」は『キリンの洗濯』、「たんぽぽ」は『夜にい っぱいやってくる』に収録されている作品。どれも曲が付きそうもない詩ですが、毎度のことながら、クラ シックの作曲家というのはうまく曲を付けるものだと感心します。
 日時と会場は次の通り。興味のある方はぜひご来場ください。

 日時 2013年1月25日(金)19時開演
 会場 サントリーホール ブルーローズ
 入場料 4,000円


2013年1月8日 火曜日

びーぐる編集会議
 昨日はびーぐるの編集会議&新年会でした。
 山田、細見、高階、それに強力な編集アシスタントが加わって、まずは18号の校正から。これは30分ほ どで完了。その後は飲みながら次号の企画などを話し合いました。今出ている案はよく特集に組まれた りする内容なので、どういうコンセプトでするかが難しいところです。
 話の中で、20号記念の催しを何かしようというような話も出てきました。いくつか案が出ましたが、まだ 先の話なのでじっくりとこれから詰めていくことになります。
 イベントをするとなるとかなりの労力を要します。僕は3回のガーネット祭りでかなりへとへとになった経 験があるので、本当は避けたいところですが、びーぐる編集同人は僕を除いてみな精力的な人ばかり。 任せておいても大丈夫かも…(甘いかな?)。

 びーぐる次号(18号)の特集は「名詩を発掘」。1月20日発行の予定です。


2013年1月6日 日曜日

ピッチャーとグリコ・森永事件
 昨年の12月22日(土)に行われたポエトリーカフェ「高階杞一篇」の写真参加者へのアンケート結果 ぴっぽさんのホームページにアップされました。当日の様子が伝わってきます。興味のある方はご覧くだ さい。

 このときの2次会では驚いたことが2つありました。
 ひとつはピッチャー。と言っても野球のピッチャーではありません。グラスのピッチャー。その店ではドリ ンクの何を頼んでもピッチャーで出てくるのです。大勢で行ったとき、ビールなどが大きなピッチャーで出 てくることはよくありますが、梅酒サワーを頼んでも、ウーロン茶を頼んでも、何でもピッチャーで出てくる のです。年末の忙しいときとはいえ、これにはみな驚きました。
 もうひとつはグリコ・森永事件。本編の会の時、「昔、まだワープロがないときは、日本語タイプライター で同人誌を作っていた」という話をし、その余談として、ちょうどグリコ・森永事件(1984年)が起こったと き、犯人と同じタイプライターを使っているとのことで、我が家に警察が来て調べられたという話をしたの ですが、2次会の時、前に座っていた女性が、「そのとき、叔父(?)が大阪府警の本部長をしていまし た」と言ったのでびっくり。その本部長のことは、当時、犯行声明文で犯人にからかわれて(大阪弁では おちょくられて)テレビにも出たりしていたのでよく覚えています。「それじゃその叔父さんの指示で我が家 に刑事が来たのかな」と笑ったりしましたが、こんなところで30年近くも前の関係者に会うとは、まさに奇 遇です。
 人と人とは何かの縁で結びついているものだなと思ったことでした。
 そして、このポエトリーカフェは、新たな縁をもらった会でもありました。


2013年1月3日 木曜日

初詣とアクシデント
 あけましておめでとうございます。皆様にはよい新年を迎えられたことと思います。
 こちらは例年通り元日と2日は実家で過ごし、今日は近所の塩田八幡宮(三田市)へ初詣に行って来ま した。
 元日と2日にちょっとしたアクシデントがありました。と言っても人間にではなく、アクシデントに遭ったの はワンコたち。
 元日、実家に向かう前、近所の空き地で放していたら、ホッピーがアライグマを見つけてフェンスの向こ うのグラウンドまで追いかけていきました。この辺はけっこう野生化したアライグマがいるのですが、昼間 に遭遇することは滅多にありません。ホッピーの吠える声と、時折キャンというような鳴き声も聞こえま す。仕方なくフェンスを乗り越えて声のする方へ行ってみると、小さなアライグマ(まだ子供のようです)を ホッピーが威嚇しています。引き離そうと近づくと、逆に加勢を得たとでも勘違いしたのか、アライグマに かぶりつきました。慌てて引き離したら、アライグマは走って逃げていきました。怪我はしたかもしれない けれど、命に別状なかったようでホッとしました。
 2日の実家からの帰りには、コッコが災難に遭いました。名神から中国自動車道に入った所で急に渋 滞していて、ブレーキを強く踏んだところ、コッコが反動で座席から下に落ちてしまいました。その途端大 きな声で泣き出しました。足をくじいたようです。しばらく痛そうに泣いていましたが、1時間ほどして家に 帰り着いた頃には泣き止み、普通に歩いていたのでホッと一安心。
 正月早々アクシデントの2連発でしたが、去年の母が救急車に運ばれたことを思えば、たいしたことは ありません。今日行った塩田八幡宮は厄除けの御利益があるようなので、しっかりとお祈りしてきまし た。

コッコも元気になりました。
ホッピーはうれしそうだけど、
ちゃんと反省してるのかな?
塩田八幡宮


2012年12月31日 月曜日

1年の終わりに
 今年も今日で終わり。大荒れだった去年と比べると平穏な1年でしたが、それでもいろいろとありまし た。ロンドンオリンピックや政権交代、尖閣諸島や竹島での外交問題、原発やオスプレイ配置の反対デ モやトンネルの天井崩落事故などなど。
 私的には去年同様まあまあ平穏な1年でした。最悪だったのは7月にパソコンがとつぜん壊れたことぐ らいかな。あ、そうそう、正月早々母が救急車で病院に運ばれたというようなこともありました。3月には 根本的に治すため心臓の手術をし、幸いなことに今は快復して元気にしています。
 仕事の方を振り返ってみると、空とぶキリン社から詩集を2冊出しました。1月に安部壽子さんの『春の いちにん』、8月に池田順子さんの『水たまりのなかの空』。そして5月には自分の詩集『いつか別れの日 のために』も刊行できました。原稿もけっこう書いたような……。
 8月の「びーぐる」の合宿や、つい先日あったポエトリーカフェでのゲスト参加なども印象深く残っていま す。
 年が明けたらまず空とぶキリン社から出す詩集の編集にかかります。自分の詩集も1冊出せたらと思 っていますが、さてどうなるか。

 今日はこの後、大晦日恒例の日帰り温泉へ行き、1年の垢を落としてくるつもりです。
 皆さまもどうぞよい新年をお迎えください。


2012年12月28日 金曜日

詩集年間ベスト10+α
 年末恒例の「今年の詩集・年間ベスト10」を挙げることにします。あくまで自分の手元に届いた中から選 んだものであり、当然のことながら他にも優れた詩集があるかと思いますが。ここ2ヶ月ほどの間に届い た詩集はまだよく目を通していないので、一応去年の11月から今年の10月位までということで(順不同)。

・「もんしろちょうの道順」(思潮社)柿沼徹
・「明星」(思潮社)池井昌樹
・「口福台湾食堂紀行」(思潮社)松岡政則
・「水たまりのなかの空」(空とぶキリン社)池田順子
・「家族の昭和」(澪標)山田兼士
・「透明海岸から鳥の島まで」(思潮社)秋亜綺羅
・「今、ミズスマシが影を襲う」(七月堂)藤井晴美
・「日本語の虜囚」(思潮社)四元康裕
・「26個の風船」(榛名まほろば出版)大橋政人
・「蝉坂」(書肆山田)植村秋江

番外編
・「句集 進次」(金雀枝舎)喜田進次
 (遺稿句集。今年一番惹かれた1冊かも)
・「うたう百物語」(メディアファクトリー)佐藤弓生
 (百首の短歌から紡ぎ出された怪異譚)
・「アイヌ・母(ハポ)のうた」(現代書館)伊賀ふで(麻生直子・植村佳弘編)
・「歯車VS丙午」(思潮社)疋田龍乃介
 (今後の活躍を期待して)


2012年12月27日 木曜日

御用納め
 昨日、大学のスクーリングがあり、無事に終了。これで今年の仕事も終わりです。
 まだ雑用はいろいろとあるけれど、ひとまずは御用納め(って、個人の仕事に言うのも変だけど、役所 のようなところに長く勤めていたので、この言い方になじんでいます)。今日で仕事が終わり、と言う方も 多いのではないでしょうか。

 昨日、自宅の近くまで帰ってくると、地面が白くなっていました。初雪です。全国各地の豪雪が伝えられ る中、こちらはどういうわけかかなり遅めの雪になりました。


2012年12月24日 月曜日

ポエトリーカフェ&柳波賞授賞式
 22日(土)の夜、予定通り「ポエトリーカフェ」に参加しました。参加者は20人弱。若い人から中高年の人 まで男女様々。会場に着くとすでに阿瀧さんが来ていました。ぴっぽさんと事前の打ち合わせをした後、 外でタバコを吸っていると、江夏さんもやってきて、これで強力な助っ人(?)が二人そろって一安心。
 会はぴっぽさんの作った資料に沿って進められたのですが、この資料がすごい。2種類あって、ひとつ にはA4の紙にびっしりと僕の生まれてから現在までの経歴が書かれています。よくここまで調べたなあ と関心。もうひとつには第1詩集『漠』から最新詩集『いつか別れの日のために』まで、それぞれ2、3篇ず つの作品が並べられています。全部で30編近くありますから、入力するのはさぞ大変だったろうなあと思 われました。
 参加者の自己紹介から始まり、皆さん、最初は緊張した面持ちでしたが、そのうち緊張もほぐれ、会は 盛り上がっていきました。終わり頃に、ぴっぽさんが、「高階さんの生涯を語ってきましたが」と言い、それ に僕が、「なんだかもう亡くなった詩人みたいだな」とツッコミを入れると、大爆笑になりました。
 参加者の中に第1詩集の『漠』と第2詩集『さよなら』を持っている人がいて、これにはびっくり。「びーぐ る」にも投稿しているという大学院生のSさん(男性)。古書店で手に入れたと言うことですが、どちらも少 部数(『漠』が400部。『さよなら』が300部)しか刷っていないので、よく手に入ったものだと感心しました。
 駅前の居酒屋での懇親会でも、クリスマスプレゼントの交換などをして大いに盛り上がりました。いくつ かおもしろい話があったのですが、長くなるのでそれはまた後日。
 当日の様子については、ぴっぽさんのツイッターに参加した人たちがいろいろ書き込みをしていますの で、よかったらご覧ください。より詳しく当日の雰囲気が分かるかと思います。
 翌日は沼田市へ柳波賞の授賞式に向かいました。天気予報に反して、晴天。会場に向かう車中から、 谷川岳の峰々が雪をかぶって真っ白に輝いている姿が見えました。

 今日はクリスマスイブ。我が家では恒例の鶏の丸焼きで祝います。皆さんもよいクリスマスを!


2012年12月21日 金曜日

まだまだいっぱい
 残っていたびーぐるの原稿(詩とあとがき)を書き終え、特集の編集も完了。大学の授業も年内終了。 これで後はゆっくりできると思っていたけれど、まだまだやることはいっぱいありそうです。まずは年賀状 書き。昨日、パソコンを使って200枚ほど印刷しました。これにちょっとしたご挨拶を書き添えて投函する わけですが、200枚もあるとけっこう時間がかかります。
 ほかにも、いただいた詩書への礼状(またかなり溜まってきました)や詩集の制作があります。これは 空とぶキリン社から出す他者の詩集で、本格的な編集は年明けからですが、まずは作品を読み、著者に いろいろと助言をしたりします。
 明日は上京。東京の江古田(練馬区)である「ポエトリーカフェ」にゲスト参加します。詩人の江夏名枝さ んや元ガーネット同人の阿瀧康さんも参加してくれるとのことで、知り合いがいると心強い(?)。明後日 は、群馬県沼田市で柳波賞の授賞式参列。少しばかりスピーチ(講評)をします。その日のうちに帰宅 し、次の日は我が家でのクリスマス。その2日後は大学のスクーリング。そして、年末の大掃除や買い出 しへと続いていきます。
 まさに師走。何にもないようで、いろいろとあるもんですね。


2012年12月17日 月曜日

予想以上
 昨日は選挙の結果をテレビで遅くまで見ていました。事前の報道である程度の予想はしていましたが、 それにしてもここまで自民党が圧勝し、民主党が大敗するとは予想以上でした。政権への反動があった とは言え、こうした結果を見ると、日本人にはやはり小選挙区制は向いていないんじゃないかと思えてき ます。ともあれ結果は結果。新しい政権が少しでもよい舵を取ってくれることを祈るばかりです。

 年内の仕事はあと少し。原稿はびーぐるの詩がひとつ(これはほぼできました)とあとがきのみ。柳波賞 授賞式への参列と大学のスクーリング。年賀状もそろそろ作らなければ。22日(土)には「ポエトリーカフ ェ」もあります(こちらは楽しみ)。
 今年もあと2週間ほど。いよいよ年の瀬も押し詰まってきました。




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