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日々のあれこれ

日々のさまざまな思いや出来事を、つれづれなるままに綴っていきます。

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2013年12月30日 月曜日

詩集年間ベスト17+α
 年末恒例の「今年の詩集・年間ベスト」を挙げることにします。今年は大盤振る舞いのベスト17。ここ2ヶ 月ほどの間に届いた詩集はまだよく目を通していないので、一応去年の11月から今年の10月位までとい うことで(順不同)。

・「毛のむしられたエスキース」「草数歩」(書誌夢各ゝ)赤木三郎
・「さくら館へ」(思潮社)森やすこ
・「鹿ヶ谷かぼちゃ」(詩遊社)林美佐子
・「名前のない朝」(沖積舎)小野寺南圃
・「清潔で、満腹で、悲しくて、」(花梨社)淵上熊太郎
・「人名」(思潮社)廿楽順治
・「ジャズ・エイジ」(花梨社)中上哲夫
・「錦繍植物園」(土曜美術社出版販売)中島真悠子
・「ジャム煮えよ」(港の人)坂田瑩子
・「闇風呂」(澪標)細見和之
・「羽曳野」(澪標)山田兼士
・「海町」(思潮社)岩佐なを
・「ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ」(思潮社)北川朱実
・「生家へ」(思潮社)柴田千晶
・「ぐーらん ぐー」(空とぶキリン社)やまもとあつこ
・「忘れてきた風の街」(空とぶキリン社)原田亘子

番外編
・歌集「八月のフルート奏者」(書肆侃侃房)笹井宏之
・評論「中原中也のながれに 小石ばかりの、河原があって、」(思潮社)陶原葵
・対談集「ドラゴン in the sea(下)」(iga)阿賀猥×戸沢英士

 今年もあと1日。昨日は初雪が降りました。
 空とぶキリン社の詩集の本文版下はほぼできました。フォトポエム詩集の手直しはとうとう越年すること になりました。じっくり時間をかけてすることにします。


2013年12月28日 土曜日

年末の雑用あれこれ
 今日は地元の三田牛の卸をやっている店(通称ジャンボ市)へハムと肉の買い出しに行ってきました。 年末のこの時期は正月用のハムや肉を買い込む人で混雑します。今日は開店の1時間以上も前に行っ たのに、もうかなりの列ができていました。結局お目当てのハムが買えたのは2時間近く並んでから。肉 も買うつもりでいましたが、そのためにはさらに並ばなければならず、疲れ果てた家人は肉を諦めて戻っ てきました。
 今日は天気も比較的よく、暖かめだったからまだマシでしたが、これが雨とか雪の日だったら最悪でし た(途中で少し雪が舞ったりもしましたが)。
 帰りは最近できたラーメン屋に寄ってラーメンを食べました。カウンターだけの小さな店ですが、濃厚な スープで、けっこうおいしいラーメンでした。
 その後、スーパーで買い物をし、TSUTAYAで映画を2本借り、ガソリンスタンドでガソリンを入れ、さらに 洗車もして帰ってきました。
 半日がかりのお出かけでしたが、これで年末の雑用は(たぶん)終わり。後は家の大掃除。これもまあ 適当にすませることにして。
 今年もあと3日ほどなのに、自分の仕事の方はなかなか進みません。空とぶキリン社の詩集の編集は 何とかページ割りまですませたいと思っていますが、フォトポエム詩集の手直しの方は年を越しそうな雲 行きになってきました。


2013年12月27日 金曜日

インタビュー、終了
 今日は女性向け某雑誌のインタビューを受けました。9月号で「本棚は親友」という特集をしたところ、 何人かの人がお気に入りの本に拙著『早く家へ帰りたい』を挙げたとのことで、それを受けての今回のイ ンタビューでした。
 東京からわざわざ編集者やライター、カメラマンの方が来られ、2時間ほどお話ししました。最後に何か お気に入りの品を教えてくださいと言われ、何かあるかなあと考えあぐねていたら、ワンちゃんはどうです か、ワンちゃんがいいですねという話になり、我が家のワンコたちを撮影することになりました。
 庭に放したホッピーとコッコが走り回り、吠えまくっています。そんな状態で写真なんか撮れるのかなあ と心配してましたが、何とかうまく撮れたようです。ひょっとしたらホッピーとコッコも雑誌に載るかもしれま せん。ふたりとも恐い顔をしていなければいいんだけれど。
 2月20日発売の4月号に掲載される予定です。発行されたらまたこの欄でお知らせします。その節は御 一読を。

 今年は女性誌と縁のあった年でした。「クウネル」「ミセス」、そして今回の雑誌。こんなふうにして、現代 詩とは無縁の人たちにも拙作が読まれ、読者が広がっていくのはありがたく幸せなことだと思えます。


2013年12月25日 水曜日

ひとつ完了
 今日は大学のスクーリングがあり、たっぷり4限講義して帰ってきました。
 講義自体は別にどうってことはないのですが、朝早いのが夜型の自分にとってつらいことです。いつも 9時半頃に起きているのに、今朝は6時半起き。そのために昨日は早く寝るべく、ご飯のときからずっと 飲み続け、11時半頃にやっと眠たくなってきて布団に入りました。何とかすぐに寝入ることができ、講義も 寝ぼけた頭ですることもなく、何とか無事に済みました。
 これで大学の授業は全て完了。年内の仕事がひとつ完了です。

 後、年内に片づけなければならない仕事はいくつかあります。まず自分の詩集(フォトポエム詩集)の手 直し、空とぶキリン社から出す詩集の編集、それに某雑誌からの取材も近々あります。今年も大晦日ぎ りぎりまで慌ただしい日々が続きそうです。

 今日はクリスマス。我が家では昨日のイブにクリスマスを済ませました。と言ってもクリスマスバージョン の晩ご飯を食べるだけのことですが。メインメニューはいつものように鶏の丸焼き。滅多に飲まないワイ ンも飲みつつ、日本酒も飲みつつ、ひたすら眠るまで飲み食いしたイブの夜でした。



2013年12月22日 日曜日

クリスマスとお墓参り
 昨日は小雨の降る中、お墓参りに行ってきました。毎年、この時期に行っています。雄介にクリスマス プレゼントを渡すためです。大好きだったトミカのミニカーをお墓に供えます。亡くなってからもう19年にも なるのに、まだこんなことをして、もういいんじゃないかと自分でも思うのですが、やめると淋しがるんじゃ ないかと思えて、なかなか踏ん切りが付きません。
 ミニカーを供えると、雄介の笑顔が浮かび、少しの間だけ話ができます。ミニカーを持ってうれしそうに している姿がよみがえってきます。
 「気に入った?」
  「うん」
 雨はお墓にいる間だけやんでくれていました。

 クリスマスと言えば、25日に大学のスクーリングがあります。何もこんな日にしなくてもいいのにと思うの ですが、日程が詰まっていて仕方ないんでしょうね、たぶん。
 と言うわけで、今年のクリスマスは1日大学で過ごすことになりそうです。


2013年12月18日 水曜日

対論+1&忘年会
 昨日は大学の授業の帰り、山田兼士さん宅でびーぐるの「対論+1」&忘年会がありました。対論はい つも山田・細見の2名で行っているのですが、今回はなぜかゲストに招かれ参加しました。取り上げた詩 集は林美佐子「鹿ヶ谷かぼちゃ」。ガーネット今号でこの詩集を褒める文章を書いたので、それでお呼び がかかったのかもしれません。こちらもこの詩集ならと言うことで受けた次第です。
 飲み始める前に(と言っても軽くビールを飲みながらで下が)1時間ほどあれこれと話して終了。その後 はおいしいお酒と料理をいただきながらの忘年会となりました。山田さん得意料理のステーキもいただい て、またあれこれと2時間ほど。9時頃には細見さんと一緒に辞去しました。大阪駅でトイレに行っていた 細見さんとはぐれ、その間、こちらはちょっとしたトラブルに。電車待ちの列に並んでいたところ、横入りし ようとした中年男性に注意したところ、逆ギレでくってかかられたのでした。まあ少しの言い合いだけで、 大事には至りませんでしたが、いい大人が情けない、と思ったことでした。
 駅まで迎えに来てくれた愚妻にこの話をしたところ、酔っている時にそんなことはしない方がいいと諫め られました。まあそれはそうですが、でもねえ。


2013年12月14日 土曜日

ガーネット同人の詩集
 今年も同人の詩集が2冊出ました(去年は高階、池田、大橋の3冊)。廿楽順治『人名』(思潮社)とやま もとあつこ『ぐーらん ぐー』(空とぶキリン社)の2冊。どちらも著者の新たな展開を示しています。
 『人名』は実在の人物、架空の人物を主人公にして虚構の世界が描かれている。廿楽の詩は行から行 への飛躍に意外性があり、それが魅力となっているのだが、この詩集でもその手法がいかんなく発揮さ れている。例えば、「雨だ/おまえ/なんだか顔が合板みたいだぞ/集まった四五人が/やすい板にな って/たがいのことをおおわらいした/みんな/深く/顔にふるいみよちんが刺さっているのである」 (「みよちん」より)
 1篇1篇に小説の一場面を読むような味わいもある。おおむね荒唐無稽な話だが、その荒唐無稽さを 作者の現実感が支えているので、読み手にも身近な出来事として迫ってくる。ユーモアの中にペーソスが あり、ときに笑いながら切なくなってきたりもする。今まで出た作者の4冊の詩集の中では、おもしろみと いう点では本書が一番ではないかと思う。オンデマンドという形で出版されているのでネットのアマゾンで しか手に入らない。オンデマンド出版についてはいろいろと思うところがあるが、それはまた別の機会に でも。
 『ぐーらん ぐー』は力の抜け具合が魅力となっている。表現は平易で、どの作品にもこれだけは伝えた いというようなリキミがない。描かれている世界も、身の回りの手の届く範囲に限られている。廿楽の詩 が虚構を通して現実の深部を探ろうとしているのだとすれば、やまもとの詩は日常を通して虚構のような 現実の深部を探ろうとしているのだと言えるかもしれない。彼女の詩を、眠い詩だと言ってきた人がい る。これをいい意味に解釈すれば、リラクゼーション効果のあるマッサージのような、読み手を心地よい 眠りに誘う詩だと言える。帯にあるまさに「脱力系」の詩である。「車内は誰も起きていない/みんなの頭 が/ならんでつながれ/同じ揺れ方で//ぐーらん ぐーらん/ぐーらん ぐー//どこか知らないとこ ろへ/連れていかれる日が/きたようでした」(「ぐーらん ぐー」より)


2013年12月11日 水曜日

論考、完了!
 「びーぐる」次号特集の論考を先ほどやっと書き終えました。原稿用紙にして40枚ほど。たぶん本では 12ページぐらいになるかと思います。今回は資料をかなり読み込まなくてはならなかったので大変でし た。やっと終わってホッと一息。
 特集名はまだ秘密と先日書きましたが、よく考えたら前号の後書にすでに予告を載せているので、秘 密にする必要もないのでした。特集名は、<「風立ちぬ」の時代と詩歌の功罪>。ヒットしたアニメにちょ っぴり便乗しました(笑)。
 この後は、引き続き「空とぶキリン社」から出す詩集の編集にかかります。作者名はまだ秘密です。こ ちらはほんとうに秘密です(笑)。来年の4月初め頃の刊行を目指しています。どんな詩集ができあがる か、お楽しみに。


2013年12月8日 日曜日

出版記念&忘年会
 昨夜はガーネット同人やまもとあつこさんの出版記念&忘年会を梅田の居酒屋で催しました。参加者 は同じくガーネット同人の神尾和寿と購読会員の浜田裕子さん。おいしい地酒と料理を食べながら、やま もとさんの詩集のことを中心に、いろいろな話で盛り上がりました。と言いながら、一夜明けた今朝は何 を話したか、もうほとんど忘れています(飲み過ぎ? あるいは年のせい?)。今朝テレビを見ていて、一 昨日成立した特定秘密保護法案の話をしたことは思い出しました。全員反対でした。ひどい法律です。 自民党1党独裁はよくないと、そんなことをほんの少しだけですが、話したりもしました。
 9時半頃まで3時間ほど店にいて、その後は久し振りにカラオケに行きました。ここでも大いに盛り上が りました。神尾さんの「白いサンゴ礁」(ズーニーブー)を皮切りに、「青い珊瑚礁」(松田聖子)「青い星屑」 (加山雄三)など色シリーズが続き、2巡目の神尾さんは「青い山脈」をH系の歌詞に変えて歌い、大受け でした。その歌詞は……とてもここには書けません(笑)。色シリーズの後は「懐かしシリーズ」に移り、 「ダイアナ」(ポール・アンカ)「今夜は踊ろう」(荒木一郎)「夜間飛行」(ちあきなおみ)など。そして最後は 恒例の「心の旅」(チューリップ)で締めて、お開きにしました。
 寒い冬の夜、とても暖かくて楽しい出版記念&忘年会になりました


2013年12月7日 土曜日

軽井沢高原文庫
 軽井沢に「軽井沢高原文庫」という文学館があり、堀辰雄や立原道造など軽井沢にゆかりのある文学 者たちの展示がされています。年に何回か「軽井沢高原文庫通信」という機関誌を出していて、そこにエ ッセイを書きました。依頼があったとき、ちょうど「びーぐる」次号の特集と関係していたので、偶然の一致 にちょっと驚きました。特集名はまだ秘密(?)ですが、軽井沢と大いに関係しています。
 通信が先日できあがってきたので、「散文」の欄にアップしました。ご覧いただければ幸いです。

 この2週間ほどずっと特集の論考に取り組んできました。前半の1週間ほどは関連資料を読むのに終 われ、1週間ほど前から執筆に着手し、ようやく完成に近づいてきました。書くほどに長くなっていき、今 で原稿用紙40枚ほど。ふー、もう後少し。

 今夜はガーネット同人やまもとあつこさんの出版記念&忘年会。4人でささやかな宴をもちます。楽し み。




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